【Report】2023.9.17(日) 小学校外国語授業づくり研究会9月プレミアムセミナー「小学校外国語の評価を考える」(ゲスト:東海大学 語学教育センター教授 長沼 君主 先生)開催報告

参加者の感想を一部ご紹介します。

・評価に関して改めて考えさせられました。

・とても良い学びになりました。自分の授業が申し訳なくなり、二学期新たに工夫していきます。

・主体の評価の捉えが明確になりました。

・評価については、今まで具体的な評価の仕方や基準などを学ぶ機会がありませんでした。今回初めて評価の仕方を学べて、大変参考になりました。ありがとうございました。

・大変勉強になりました。とてもていねいに評価の確認ができ、自信がついたところ修正を加えたいところ自分の実せんに照らし合わせてお話を聞くことができました。具体例をたくさん出していただいたところがやはり現場の実践家としては聞きやすく、すっきりとした時間になりました。ありがとうございました。

・Can Doリストやルーブリックの学年ごとの具体的な内容、さらにそれに基づいてどんな評価をしていくのか、続きを学ばせていただけましたら幸いです。

評価について、詳しく教えてくださり参考になりました。自己調整力を高められるように、方策を考えていきたいです。

・白石先生もおっしゃっていましたが、定期的に長沼先生の評価のお話を伺うことができ、自分自身の指導の課題について考えることができました。特に、思判表について、思考段階のワークシートも評価材料にしていましたが、「パフォーマンスの英語で表出したもので評価する」という視点は、今後実践していきたいと思います。

・データと理論で的確にお話いただいたのですが、消化しきれていない自分がいます。この後配布される資料を見て、再度復習したいと思います。

・実際に現場の先生方がどのように評価をされているのだろうと疑問に思ていたところ、本日その点に関する現場の先生方のご意見や疑問、悩んでおられる点などもお聞きすることができ、またそれに対する長沼先生のご回答を聞くこともでき、有意義な時間でした。

・こどもたちの見取りをあらためて考えさせられました。教師用指導書をながめながら拝聴いたしました。

・どのような状況を作ることで学びに向かう力が発揮されるか、わかりやすくお話いただいた。学習者がモデルをイメージすることができて、「できそうだ」と感じるからこそ、学びに向かう力が発揮でき、粘り強く学習を続け、自己調整をすることができるようになる。Can-do descriptorの尺度記述などを活用して、自分が何かができなくても、それはできるようになるための途上にいるのだ、自分で試行錯誤することで習得ができそうだと実感してもらうことが大切である。

・タイムリーでとても参考になるトピックでした。

・評価について整理して考えることができました。

・評価は誰のために?・・・というところが、印象に残りました。そして、教師が積極的に「教える」のではなく、教師がすべきことは、「観察」であるということも、心に留めたいと思いました。児童自身が形成的に自分自身を評価し、歩む道を作っていく。教師が強引に道筋を決めてしまう、または、難しい課題、難しいテストで児童に自信をなくさせていく、そのようなことがないようにと、自分の指導を振り返りました。

・当たり前のことなのですが、算数や国語で、児童に問題を出しておいて、教師が児童に考えさせる前に「解を伝える」ことはしません。でも、英語では、児童が気付く前に、児童が間違えて相互に教え合って直していく前に、正しい「解(言い方)」を教師(私)が提示してしまっている。授業スタイルを改善しなくては、と強く思いました。また、思考・判断・表現の評価では、英語で表出した、つまり、「表現」されたものを通して思考・判断・表現を評価する、という点を教えていただき、とってもすっきりしました。さらに、知識・技能と思考・判断・表現は同時には見られない、というのも理にかなっている、と思いました。タスクの遂行には、必ずしもその単元で新しく学んだ表現が必要ではない場合もあり、思判表は「目的・場面・状況に応じて」という一番大事なところで考えればよい、ということも、理解しました。児童が主体の授業(学びの時間)のイメージが膨らんできて、活力をいただきました。ありがとうございました。

・迷いや悩みがつきない評価のレクチャーをありがとうございます。

・評価規準、評価基準、Can Do リスト、ルーブリックと評価に関わるものさしがたくさんあり、子どもたちに示すのはどれが一番いいのか迷っていました。今日のお話の、Can Do リスト尺度設定と評価タスク設定の考え方で、指導者にも学習者にも、すべきことが、はっきりすると思いました。これから、ルーブリックにCan Do リスト尺度を付け足す形で示していこうと思います。

・改めて、評価を振り返りました。最近は曖昧な評価になってきていることを反省しました。Can do の必要な部分できるという達成感を味わっていくことの大切さを意識する機会になりました。

・評価に悩んでいましたが、Can-doリストのゴール設定を見直すことで、評価がやり易くなると思いました。また、児童生徒が振り返りをする際にも、自己効力感や自己有用感を感じられるように、丁寧にCan-doリストで使用する言葉を選びたいと思いました。

・本日もお忙しい中、ご指導いただきましてありがとうございました。主体的な学習に取り組む態度では、粘り強さについてはどの先生方にも比較的イメージしやすいかと思いますが(主観が入りそうですが)、自己調整力については日頃から評価のPDCAをやっている人間でないと難しいし、共感も得られづらいと思いました。簡単でわかりやすい方法を模索し続けたいと思います。ありがとうございました。

・思考判断表現の評価はいつも悩みながら行なっているので、このテーマでの講演がとてもありがたいです。

・いつも思うのですが、地域の壁をこえて、このような本格的な研修を受けることができることに感謝しかありません。今後もこのような学術的な深い学びの機会を提供してくださるよう、よろしくお願いします。いつもありがとうございます。

・評価については何度か拝聴していますがなかなかピンと来ることは難しいです… 算数と違って評価も視点により異なりがちという印象は消えませんが、だからこそこれからもこのような講座を聴きつつ考えをまとめていきたいと思います。

・セファール、国、中高の評価から示していただいたことで、小学校の外国語学習に何が求められているか改めて考えることができました。参加してよかったです。

・密度の濃い内容でした。評価に関しては、迷う事が多いので、定期的に、長沼先生のような専門家のお話を聞く事は大切だと感じました。

・学びに向かう姿を育んでいくために、プロセスを重視しながら、Can-doを含む評価をすることの意義が理解できた。