2021.8.28(土)、夏休みの終わりにレジェンドとも言うべきお二人の先生をお招きしてのプレミアムセミナーを開催しました。(2022.1.16OS会員限定で見逃し再放送も実施しました。)
東京学芸大学教授 粕谷恭子先生には「小学校外国語の授業づくりで大切なこと」、中部学院大学学事顧問 久埜百合先生には「子どもの学ぶ力の見取り」というタイトルでお話しいただきました。それぞれの講演+クロストーク、これを2時間という短い時間でぎゅっと凝縮して行いました。濃密なセミナーとなりました。
参加者の皆さんからの感想です。
・とても貴重なお話を伺えて感謝でいっぱいです。家庭と仕事と両立していく中で、このようにオンラインで開催して頂けることで参加することができています。色々と御手間をかけてしまうことではあると思いますが、今後も実際に現地開催をされるだけでなく、zoomでライブ配信をしていただけるような講演などをして頂ければ幸いです。本日は本当にありがとうございました。
・久埜先生には、2003年初任時代、右も左も分からない時に、3年生の総合に組み込まれていた時代の英語活動でえいごリアンの教材を活用させていただき、大変お世話になりました。現在も、えいごリアンDVDは、英語体験校外学習に向かうバス内で視聴し、英語を使うモチベーションアップに大活躍しています。念願していました粕谷先生のお話も伺うことができ、「ほがらかに普通に覚悟を決める」との一言に、2学期を迎える直前に、身の引き締まる思いになりました。改めて、小学校の4年間を担当する責任感を感じることができました。「子どもをよく見る」「生きたことば」を大切に、2学期からの授業づくりを一つ一つ重ねていきたいと思います。
・本日は貴重なお話をありがとうございました。2学期が始まる前にこのお話を聞くことができて本当に良かったです。はっとさせられることがたくさんあり、反省するとともに今のやり方をどうやって変えていこうか?と考えながらわくわくしながらもお話を聞かせていただきました。
子どもを見るということも、言葉ではわかっている気になっていたことも、まだまだ本当の意味ではできておらず、目先の目的や他の先生への遠慮などから「こんなことしてもいいのかな…」と見過ごしてきたこともあったと思います。久埜先生の「べつにいいんじゃないの?という感じです」というとても自然に出てきた言葉を聞いて、ふっと方の力が抜けた気がします。
指導者からの一方的な矢印ばかりではなく、子どもとの間に何度も矢印が行きかって、お互いの気づきの中でいっしょに授業を作って、ともに学んでいけることを目指していきたいと思います。本日は本当にありがとうございました。
・今日のお話を伺い英語専科がいる意味合いがよりクリアになった気がしました。英語が好き、楽しいを専科である自分が子どもたちに全身で伝えていく必要があるし、また中学校に繋げるスキルも養わなう責任があるということ。これを踏まえて、子どもたちが楽しみながら英語が身に付く授業展開を更に意識し2学期を迎えたいと思います。本日の講演どうもありがとうございました。
・日々,目の前の教材研究に追われることが多いですが,子供にとって言語を学ぶってどういうことか俯瞰的に見つめ直す機会を得ることができました。このタイミングでお二人のお話を聞くことができ,とてもありがたかったです。
・粕谷先生には、私達が陥りがちな状況について、わかりやすい判断の軸を提示していただきました。単語単位ではなくフルセンテンスで意味のある文や会話をたくさん聞いてもらえるようにしていきたいと思います。久埜先生のお話をうかがって、子どもたちの学ぶ力を信じて、良い素材をたっぷり提供することが大切だと改めて感じました。元気の出るお話を、ありがとうございました。
・レクばかりの楽しいだけの授業は終わり!英語の力もつけること!とても印象に残りました。
・子どもがことばを身に付ける、ありのままの姿を、教師が大切にするという、当たり前の事実に、改めて気づかせて頂き、2学期からの実践に力と勇気を頂きました。粕谷先生のキレのある教育観、久埜先生の深い言語観に、どっぷりと浸った素晴らしい研修でした。
・心に沁みたり刺さったりするお言葉を沢山いただきました。子ども達にどのような力がついていれば良いのか、それは、指導者によって目指すところが違うこと、中学校からの期待と小学校の実践の間に乖離があることが、現状だと思います。数年後には、小学校卒業段階での到達度に関して、共通理解が持てるようになるのか、このままいってしまうのか、どうなのだろうと思いながら拝聴しました。自分としては、より良い世界にしていく一員となる子ども達に、実社会とのつながりを大事に、英語を道具として使える子どもを育てたいと改めて思いました。
・コロナ禍で様々なセミナー、講演会が開催されない中、一年以上ぶりにお二人のお声を聞き、幸せでした。意味のあるやりとり、子どもたちの興味や思いに沿った活動を考えていきたい、と強く思います。管理職となり、自分では授業をしていない立場で、私の学校の英語指導はとてももどかしく、もっとインプット量を増やしてほしい、もっと発話量を増やしてほしいと専科にアドバイスしても、あまり意味があるように思えない活動ばかり目についてしまいます。専科の先生方の意識改革が必要かな、と感じています。
・久埜先生、粕谷先生には10数年前から小学校英語セミナーやワークショップ(語研やJASTEC等)で何度もお話を伺ったり、粕谷先生は数年前の中高英語教員免許更新(放送大学)の講師の一人でもいらっしゃいました。粕谷先生の穏やかな口調で指導者に対する厳しいご指摘は毎回背筋の伸びる思いです。
私は支援員なので、立場上、いろいろと制限はありますが、1~4年生とは担任とのティームティーチングを通じ、共に目の前の子どもたちと向き合い、単元のキーセンテンスもなるべく気持ちを乗せた、意味のあるやり取りを心がけています。
以前、粕谷先生がおっしゃっていた、『指導者のアウトプットが子どもたちの大切なインプットになる。子どもたちに質のよいインプットを与える自覚を指導者は常に意識すべき』とのお言葉に、自分自身を振り返り、以来、子どもたちに伝える英語をそれまで以上に気をつけるようになりました。今日の先生方の講義を心に留め、将来、子どもたちが今いる教室内での言語活動から、自信を持って外の世界の人たちとのやり取りができるように、自己肯定感を高め、オーセンティックな、意味のある、外国語授業を提供していきたいと思っています。本日は貴重なお話をありがとうございました。
・授業づくりは子ども理解からはじまると改めて感じました。肩の力を抜いて、目の前の子どものことを知りたい純粋な気持ちで、定型文以外の表現にも広げていく楽しい授業づくりをしていきたいと思います。
・今回も、貴重な機会、ありがとうございました。粕谷先生の「(専科の先生か、担任の先生かということではなく、)児童理解のある人が教えるとよいのでは」というお言葉に納得しました。また、「英語も他教科と同じように」という視点のお考えに共感しました。改めて、第2言語習得理論を学習し直し、4つの技能がどのように人に身についていくものなのか、学び直したいと思いました。そして、授業の中で質の高い音声を扱うことを重視し、チャンツや歌の扱いを考え直していきたいと思います。
・貴重なお話をありがとうございました。お話を伺うたびに、言葉の本質、言葉を学ぶこと、習得することの本質はなんであるのかを忘れてはいけないことを思い起こされます。目の前にある授業をこなすことに終われ、児童が何と言っていいのかわからなく苦しそうに発表しているのに、書いてあることを読んで発表しても、大きな声でよかった、などむりやりほめて意味があったのか、考えさせられます。十分なインプットがないまま、無理やり子供に話させるなんて、子供を見ないで授業をこなすことだけに意識が行っているからですね。意味のある言語活動をさせていきたいです。
・夢のような時を過ごせました。お二人の先生のお話を伺い、教育の原点に戻ることができました。子どもが見て学んだことを活かす授業、子どもと共に学んだことを波及させる授業。教科書に振り回されず、良いところだけ利用するのでよいと分かりました。2学期は、大人の感覚が入り込み過ぎないよう、リラックスした雰囲気の中、授業を行います。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
・粕谷先生のお話は、何度も頷きながら拝聴させていただきました。自分の授業を振返り、反省点を踏まえて、改善していこうと思います。ありがとうございました。
・粕谷先生のお話では、フルセンテンスで自然なスピードのインプットを日常的に行う大切さを改めて感じ、今まで不自然なインプットを行ってきたかもしれないと反省しました。また、英語力と児童を理解する力と両方の力を伸ばしていくのは大変なことですが、どちらが欠けていても授業が成り立たないのは、実感としてあるのでがんばっていきたいと思います。別の会になりますが、JESの20周年の記念誌、ありがとうございます。たくさんの先生方が、研究を重ねてこられた集大成だと思います。活用させて頂いてます。久埜先生のお話では、子どもの学ぶ力を信じること、子ども達から学ぶことがたくさんあることなどたくさんのご示唆を頂きました。また、英語のリズムをとても大切に指導されていて、いろいろな工夫ができることが分かりました。自然な音とリズムを教えることは簡単なことではないですが、がんばります。教えることを心から楽しんでおられるお人柄も素敵でした。
・お二人共、子供とは…英語を身につけるとは…を深く問題提起頂きました。粕谷先生の 児童期の人に言葉を身につけるということは 体内で起きていること、目標、目的を明確に設定し、より高い達成度を目指すこと はあらためて勉強になります。久埜先生の、コトバと出会わせる授業作り の中で 子どもの積極性を引き出し、育む、大切さ。それが英検ジュニアに現れる子どものできる感 をもたらす という流れ を自分も及ばずながら 目指して参りたいです。
・「子どもの学ぶ力を理解する、子どもをよく見る」これに尽きると改めて考えさせられました。
・粕谷先生が、英語の時間は、英語の力をつけてあげる。英語の力で、できるできないを中学につなぐ、というお言葉に、勇気をいただきました。また、耳に入れるものにもこだわりを。良いものを。とのお言葉、反省しつつ、今後は大事にしていきたいと思います。もっと、もっと、お話をお聞きしたいです。
・本日は貴重なお話をありがとうございました。本当に時間が短く感じ、粕谷先生のお話をもう少し詳しくお聞きしたかったです。教科化になり、授業をする指導者の質の高さが問われ、自分に足りないものがたくさんある事に改めて気付かされました。知識、技能を身につけるだけでなく、それをどう活用していくか、思考、判断する力を養う授業を構築することを課題に、試行錯誤を重ねながら取り組んで行きたいと思いました。
・教科書を脱して創造的に教科書を利用していこうと思いました。チャンツについても気を付けていこうと思いました。
・久埜先生の子どもの力を信じて子どもと一緒に学ぶという視点本当に大切だと思いました。また、教科書を昨年はある程度忠実にやってきましたが、今年からは少し距離を置いて、自分で調整しながら授業を組み立てていきたいと思いました。久埜先生が本当に楽しそうにお話しされていらして、とても、微笑ましく励まされました。ありがとうございました。
・言語活動を通し繰り返して学習することの意義を理解できました。授業作りで必要な事を再確認できました。
・中学でスペリングが苦手な生徒が増えてきているといった話を聞き、文字指導に重点をおこうとしていました。整った音をフルセンテンスで十分聞かせた後、適切なタイミングで文字を引き合わせていくよう心掛けます。また、社会で使う英語を意識していきます。ワニー(running)や、アナタカボチャ(another cup of tea)等のエピソードが楽しくて、早速知人にも教えてあげました。新学期を目前に貴重な機会を設けてくださり、本当にありがとうございました。
・今日はありがとうございました。授業づくりで大切なことを整理でき、自分の授業を振り返るいい時間になった。自然なインプットを心がけて、暗記だけのやり取りやスピーチにならないよう、幅のあるアレンジのある授業ができるように自分自身も学び続けたいと思いました。
・これまで何度かお二人の先生方のお話を伺う機会がありました。コロナ禍で対面でのお話しを聴けなくなってしまって久しいですが、こうして自宅にいながらお二人から勉強させていただくという超贅沢な機会をいただき、感謝しかありません。
粕谷先生の「良質なインプット」や「音と意味が一致する意味のある言葉」など、改めて学び直させていただきました。私にとって何度か聴いていた事なのですが、もう一度勉強することでハッという思いがたくさんありました。先生の信念というものを、そのまんま、もう一度私の中に重ね塗りできました。ありがとうございました。
久埜先生のお話から、子どもの持つ力への魅力を改めて気が付かされました。言語を習得する過程に注目し、子ども達の成長を愛溢れる視線で研究されてきた大先生のお話を伺い、もっともっと私も子ども達に向き合って見つめ、愛を込めて指導したいと思いました。すっかり夏休みボケしており、今日は一部の子達がパラ観戦に出向いています、コロナ禍での授業への不安などいろいろな思いがすっ飛びました。早く授業がしたくなりました、ありがとうございました。
白石先生、こんな豪華な二時間を提供してくださり、心より感謝いたします。もともと大ファンでしたので、本当に良い時間をありがとうございました。もう二度とないよう豪華なお二人のご登壇、お陰さまで初心に戻り、2学期をいきいきと迎えることができそうです。ありがとうございました。
・粕谷先生のユーモアたっぷりの例えが、「授業あるある」で時々耳が痛かったです。また、衰えをいっさい感じさせない久埜先生からはエネルギーを一杯頂きました。お二人から発せられた「子ども達をよくみる」大切さ。原点にもどり、二学期からは違った視点で授業をしてみようと思いました。素晴らしい企画、ありがとうございました。
・子供をよく見れば子供が教えてくれる、という久埜百合先生のお言葉が心に残りました。
・最初、久埜先生と粕谷先生がゲストでいらっしゃると知った時は、本当に驚き、すぐに申し込みをさせていただいました。粕谷先生のお話はきくたびに「どきっ」としてわが身をふり返ることが多いです。10年間に及ぶ英語教育の中の4年間・・・2学期を前に身が引き締まる思いでした。今は当然のように小学校での英語教育がありますが、未開の分野を久埜先生をはじめとする先生方が切り拓いてこられての今だと思います。「子どもの学びに寄り添って」大事にしたいと思います。
・身に付けさせたい力をはっきりさせて授業を行うことに気を付けたいと思いました。また、専科として、やはり、良質な英語を聞かせたいと思いました。第1時から「言語活動」を行うこと。つまり、聞くこと、話すことを充実させて、自分の言葉を紡ぐこと、をねらっていきます。また、ALTとは、モデルを示すことが多かったのですが、やはり、いつも「意味のあるコミュニケーション」を「意味を伝える言語活動を」しっかり行っていきます。2学期を始める前にお話を伺えてよかったです。ありがとうございました。
・お二人の先生方のお話から、ことばを教える責任、意義、やりがい、覚悟…色々なことを考えさせられました。本当に貴重なお話を聞かせて頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。
・お二方の先生のお話を拝聴させて頂き、よりよい授業作りには、まずは子どもたちをよく見なさい、とあらためて教えていただきました。その場の子どもたちに合わせて、英語のスキルはもちろんのこと、学んでほしいのは何か、教える者の軸をしっかり持つことと、また、10年に亘る英語教育の始まりの、貴重な四年間を私たちが担っているという事実に身が引き締まる思いでした。ありがとうございました。
・文でたくさん聞かせようということと、児童理解がもっとできるよう努力したいと思いました。エイゴリアンを改めて見せていただくと外国の遊びなど授業で使えそうだなと思いました。貴重な機会をありがとうございました。
・何年も前からの研究の積み重ね実践の積み重ねが今につながっているんだなと実感する時間になりました。ありがとうございました。
・愛のあるご講義をありがとうございました。子供たちをよく見て的確な授業をつくっていきたいと、改めて強く思いました。
・自分の授業はどれだけできているだろうかと反省しながら拝聴いたしました。子どもたちに言語活動を通して楽しみながらかつ英語力をつけること頑張っていきたいと思います。
・2学期が始まる直前期にお二人の話を聞き、心新たに気が引き締まる思いがしました。教科化してから、とにかく教科書のことを詰め込まなくてはいけないと錯覚しがちでした。しかし目の前の子供の状況をよく見て、生きた言葉を使った豊かな言語経験がなによりも大切であること。また学びに向かう気づきが起こるような仕掛けを作る指導など、2学期も頑張ろうという気になりました。単元末につけるべき力が付くように、オリジナリティを授業をしようと思います。お話ありがとうございました。
・ご著書等を指針とさせて頂いて来たお二人のお話をお聞きし、原点に戻る必要性を感じました。「子どもをよく見る」小学校英語導入初期の頃から担任の先生を支援する仕事をして参りましたが、試行錯誤する際、常に目の前の子ども達が正しい方向を示してくれた事を思い出しました。同時に「初期英語教育の重要性」。一生の財産を築く時期との自覚、そこに責任を持つ為にしなければいけない事は何か。教科書があっても何ができるか。何をしなければならないか。お二人の「今だからこそ訴えたい」との強い思いが伝わって来る内容でした。ありがとうございました。
・とても楽しく講義を聴講させていただきました。わかりやすかったです。本当にありがとうございました。
・粕谷先生、久杢先生、ありがとうございました。粕谷先生の厳しくも温かいお言葉、久杢先生のユーモアと事例がふんだんに盛り込まれた経験豊かなお話、とても勉強になりました。見ているつもりでなかなか見れていないのが子供の姿なのだと思います。だからこそ様々なところで学び、試してみて、やり直して、またやってみて、の試行錯誤の日々があります。でもやっぱり自分への甘さや驕りが、現実を見えなくします。それをしっかり指摘し、全体を良き方向へ行くようとしている願いのような思いを感じました。やるからには徹底的に、多くの人材と、互いに見合い、高め合う集団が職場でできれば理想なのだと思いました。先生方のお話を聞くのは久しぶりでしたが、もっともっと聞きたいです。文字指導のお話ももう一度拝聴、拝見したいですが、久杢先生がどんな授業の流れで授業を構成し、行っているのかも見せて頂ける日がきましたら是非ともお願いしたいです。ありがとうございました。
・懐かしい話も聞かせていただいて,楽しかったです。ありがとうございました。
・小学校の外国語が中学校の英語の前倒しではない、児童が楽しめる授業の作り方など、とても参考になりました。
・「教科の一つなのだから、他の教科とおなじように考えるべき。」という言葉は身に沁みます。英語ができないから、苦手だから…と蓋をするのではなく、目標表現を理解して、使うことができる教材は使って…そんな当たり前の教材・題材研究をしながら指導を行っていけるようにしていきたいと改めて考えました。今後もたくさんご指導いただきたいです。
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