2021.6.6(日)の朝の時間帯に、本研究会オンラインサロン限定の朝活ミニセミナー「パフォーマンステストを考える」を開催しました。
パフォーマンステストは6年前から取り組んでいるものの、いまだに試行錯誤という状況。今年度は学期全体を通じたプロジェクト型学習に挑戦しており、その中でパフォーマンス評価も位置付けています。これからパフォーマンステストを考えるという先生方には、すぐに真似できるというものではなかったのですが、あくまでも一つの実践例としてのご紹介と、その中で考えてきたことをお伝えしました。
参加者の方からの感想です。
・来週からちょうどパフォーマンステストをしようと思っていたので、大変参考になりました。まだまだ私自身も試行錯誤のところがありますが、2学期には、1人ずつインタビュー形式のパフォーマンステストもできるよう計画したいと思います。短い時間にギュッと凝縮された内容でした。白石先生の分かりやすい講義に感謝しています。ありがとうございました。
・実践をもとにした経過と現状をお示し下さってとても理解しやすい講義でした。パフォーマンス評価の何かを模索している最中で非常に貴重なお話を聞けました。ありがとうございました。
・パフォーマンス評価について悩んでいたところだったので、大変勉強になりました。特に、unit〜3までを通してパフォーマンス評価する場合の単元を跨いだレッスンプランが参考になりました。表現を短時間で教えておいて、パフォーマンス課題に取り組みながら練習して、自分で調整してしていく方法を私もやってみたいと思います。
・ためになる講義をありがとうございました。改めて、小学校英語の実技テストの難しさ、また難しいからこその面白さを感じることができました。また、白石先生ご自身も試行錯誤しながら取り組まれている様子が垣間見えて、「悩んでいるのは自分だけではない。」ということがわかり、ちょっと安心しました。本日もありがとうございました。またよろしくお願いします。
・単元の中にパフォーマンステストを組み入れる実践がとても参考になりました。聞き手にどのように感じてほしいかを大切にしながら発表内容を考え(自己調整しながら),発表することがゴールだと思います。そのプロセスを大切にすることについて考えさせられました。今回もありがとうございました。
・パフォーマンステストを実施するには、年間計画(少なくとも学期計画)をある程度固めておく必要があると思いました。またパフォーマンステストを実施することで、中学校で求められる即興的なやり取りにも繋がると思います。子ども達が何かしらの達成感を感じられるパフォーマンステストにしたいので、今年が初年度の私は3学期末に実施できるよう計画したいと思います。今日のお話を伺い、パフォーマンステストは奥が深いと思いました。色々勉強になりました。ありがとうございます。
・自分の取り組みは短期記憶に関わる確認テストでした。パフォーマンステストがどのようなものか十分理解できていませんでした。ただ、これはこれで、学期内で身につけるべきことが明確に児童に示せていて、児童は合格をもらおうと意欲的に取り組めています。今回の講義を聞いて、2学期からにはなりますが、新たに学期末に単元を統合したパフォーマンステストを実施していこうと思いました。ご講義ありがとうございました。
・講義に加え、その後のメールでの内容補足、大変参考になりました。ありがとうございました。先生のお話を伺いながら、こんなに前から用意周到に準備をされていることを知り、今後の理想のモデルとして覚えておきたいと思いました。自分の課題として、つい3観点をしっかりみとるために…と盛りだくさんなルーブリックにしてしまいがちなことに気付きました。「何を」みとるテストか、ということを改めて考えたいです。思考は既習事項の活用や話す順序を考えるような「余白」を用意しておくことなどを実践していきたいです。
私は現在、担任が授業を行う環境にあります。外国語を専門としない先生方には、パフォーマンステストについて、「それ、なあに?」という感じです。私は、「パフォーマンス」で伝わりにくい際には、「スピーチテスト」と伝えています。何のため(話す聞くをみとるため)、どのように準備するか(予告し、ルーブリックを共有し、練習し、本番を迎える)、そのために日頃からどのような授業を計画していくか(目的場面状況の設定、既習表現の積み重ねなど)等について伝えることを、これからも少しずつ進めていきたいと思いました。
・長いスパンの中でのパフォーマンスを見ることが肝要だということ、場合によっては、昨年度の学びも踏まえて、既習の言語表現を活用できるかどうかを確認する場として設定することが重要だと改めて認識しました。一番、反省しましたのは、公平性にこだわり過ぎていたことです。それにより、がんじがらめになってしまっていました。講義後にメールで詳しく補足してくださり、ありがとうございました。
・パフォーマンス課題の計画を立てているところなので、今回の白石先生のお話が大変参考になりました。特に、パフォーマンステストまでの流れをどう作るかという点。正直、去年は評価のためのテストになっていました。今年は、児童がペアで練習する、タブレットを使って録画する、アドバイスするという過程を通して、子どもがパフォーマンステストを通して成長していけるようにしたいと思いました。
・本当に参考になりました。昨年から5、6年単元末に毎回スピーチをしてきましたが、しっかり指導してきたつもりでも、最後のスピーチが原稿を見ながら言わされてる感で終わってしまうこともあり、なかなか自分の想いまで伝えてない時もありました。今日のお話を伺って、こちらも先に児童にどうなって欲しいのか、何を指導するのかを明確に、また、そこに向けて時間をかけることが必要なんだなと勉強になりました。
・朝イチで、講義形式も気楽に参加できてよかったです。6年生の最後に自分のことを語れるように、積み重ねていくという指導方針が、とてもよいと思いました。私は担任として学年の外国語を見る立場で、ルーブリックやしっかりしたcan doリストを全単元自作するのは苦しくて、基本教科書準拠のものを使っています。今日はパフォーマンステストについて聞くことができたので、また参加して、評価に繋げやすい振り返りシートなどについても知りたいと思いました。
・パフォーマンステストの留意事項をメールで追加してくださり、大変ありがとうございます。白石先生の講義や追加の留意点をもとに実践してみます。授業力向上を目指して頑張ります!
・具体的な実践を基にお話しいただけるのでとても分かりやすく、また先生が実際にされてみての正直な所感がとてもありがたいです。「不完全なスピーチモデルを示して、児童に改善点を気付かせる」ことが今の自分の課題です。「漆塗り」を意識して何度も繰り返しているつもりでいますが、その付け加えたいという一文、もう何回かやったんだけど・・・とこちらが思っていても、なかなか思い出せず、定着させられていないな~と感じています。先生の今回のような講義をぜひ定期的に続けていただきたいです。また講義後に、今回のメールのように要点を箇条書きにしてくださいました。早速プリントアウトして、指導書に貼っています。定期的に見返し、振り返りたいと思います。
・パフォーマンスを初めてしようと思っているので、どれくらい時間がかかるのかや、ポイントを教えて頂いて参考になります。明日から、練習していきたいと思います。
・今週は初めてタブレットを使って、「まだ日本に慣れていないALTの為に東京の名所を案内しよう」というめあてでプレゼンテーションを行うので大変に参考になりました。プレゼンテーション本番前には個別に練習した動画を送ってくる生徒も出てきてICTの導入にワクワクしています。いつもありがとうございます。
・ありがとうございました。おかげさまで、パフォーマンス・テストのイメージがしだいに明確になってきました。先生がお進めになっていらっしゃるプロジェクトについて、またお話を伺わせていただけるとありがたいです。
・今回も、事前アンケートの質問にお答えくださり、ありがとうございました。質問への回答と、先生の実践紹介を伺えて、充実していました。また、メールにも、貴重なご経験からくるご助言をいただき、ありがとうございました。先生の知見を惜しみなく分け与えてくださり、感謝いたします。今後も、どうぞ、宜しくお願いいたします。
・白石先生の実際取り組まれているお話を伺えたこと、とても貴重に感じました。私たちが通常、講座で触れる内容は、自分の手の届かない場所の話だったりします。しかし今回は、先生が実際にやられてみて、そして、やられている途中で、このように感じながら授業されていることをお話くださり、非常に共感できる部分であったり、新しいやり方に気付かせて頂けたり、たくさんの発見がありました。参加させていただいて、よかったです。ありがとうございました。
・ありがとうございました。パフォーマンステストについて初めて色々知ることができ、勉強になりました。学校の先生方も、試行錯誤しながら手探りで授業されてるんですね。先生のように、発表に向かって授業を進めていくのは、子どもたちにとってやる内容や目的が明確になりひとつのゴールに向かって取り組むことができるので、私は何かしらの形で取り入れたいと思いました。(通常のレッスンで難しければサマースクール等) 私自身がテストや発表、目標、目的をもっと意識をすることで内容も全然違ったものになるということを改めて感じました。評価や保護者対応のためのテストにならないよう気を付けます!
・ありがとうございました。整理して説明していただき、よくわかりました。単元の終わりに近づいて、パフォーマンステストを急にやろうとしてしまいがちですが、既習事項をたっぷりと使ったパフォーマンステストにするためには十分時間をかけることが大切、と実感させていただいています。つい評価だけを考えがちですが、「パフォーマンステストも指導の一つ」学びの過程の一つとして、子どもたちが力を伸ばす機会としてとらえることが大切だ確認できました。
・悩みながら実践中とのお話の中で、今までのPTの実践を余すことなく共有して下さり、貴重なセミナーを開催して下さり、大変にありがとうございました。長期的視野に立っての指導計画の重要性を学ばせていただきました。十分なインプット、ルーブリックの共有、試行錯誤し自己調整ができるような単元計画、綿密な計画のもと、思考判断表現できるのだと理解いたしました。本校はようやく先週、1人一台タブレット導入され、今週からQRコードでの音声読み取り、動画撮影で使い始めていますが、慣れることに手一杯の状況です。専科の立場で、ALTのいない状況の中で、40人学級となると、なかなか実践に移すことがハードルが高いですが、2学期以降、チャレンジしたいと思います。
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