【Report】2021.5.30(日)小学校外国語授業づくり研究会 朝活オープン企画「朝のオンライン交流会」開催報告

2021.5.30(日)、朝のオンライン交流会を開催しました。今回は、会員以外の方も参加できるオープン企画として実施しました。

担任、専科、支援員、民間の方、いろいろな立場の方がそれぞれのお悩み、疑問などについて、お互いに情報交換をしました。ICTの活用の仕方、評価の仕方といった具体的な話を相談したり、それぞれの仕事環境を伝え合って、その違いに驚かれた方も多かったようです。地域や立場が違うと、その違いからいろいろなことが見えてくるものです。朝の短い時間でしたが、皆さん充実した話し合いをされていました。

今回、国際教養大学町田智久先生、常葉大学永倉由里先生にもご参加いただき、ご助言、あたたかい励ましの言葉もいただきました。ありがとうございました。

参加者の皆さんの感想を一部紹介します。

・孤独な専科に、たいへんありがたい交流の機会を与えていただいて、感謝申し上げております。ありがとうございます。こうして他の皆さまのお顔を拝見してお話をうかがうと勇気が湧いてきます。

・2回とも、3テーマずつ話すことができました。幅広い話題で話せて、最後まで寸暇を惜しむ感じで話しました。楽しかったです。何よりも、白石先生のお話が参考になりました!

・各都道県、市町でALTの配置や授業形態など環境が大きく違うことがわかり、驚きました。こんなにも違うのかと。いろいろな状況の中でも、少しでもいい授業をしようとみなさんが工夫をされていることを聞いて、大変励みになりました。現状を嘆いていないで、何ができるかを前向きに考えることができました。白石先生の「悩み仕分け」も参考になりました。ありがとうございました。

・さまざまな方とお話できて勉強になりました。個人的には最後の白石先生のお話がガツンときました。悩みは人それぞれですが、自分の見方を変える必要がある…ということを忘れず、自分の目の前のことをコツコツ頑張ろうと思えた週末でした。ありがとうございました。

・町田先生からの教科書の取り扱いについて参考になりました。今年初めて英語専科になって一番試案していることが、1時間の授業の流し方です。教科書通りにやろうとすると国語や算数でやってきたようなスムーズな1時間の流れで授業をすることができません。(私自身の力不足もあると思いますが。)自分自身で授業の内容、1時間ごとのゴール設定を考えてみようと思いました。教科書の指導書をよく読んだ上でその単元で身につけたい力、そのための1時間ごとの学習活動とゴールを自分なりに考えあれこれとやってみようと思います。町田先生の「教科書をくまなくやるのではなく、今までの国語や算数を教えた経験を生かしてどこに時間をかけてどこを省くのか、考えて単元の全体の流れを考えて下さい。」というアドバイスがありがたかったです。

・白石先生の後半の講義がとてもスッキリしました!私自身も、周りの環境などについて悩むのは時間がもったいない、そんなことより授業について考えようというスタンスで毎日を過ごしています。私の場合はスルーしすぎていることが多すぎるのかもしれませんが(笑)私は、子供と授業をしている時が一番楽しいです。どんな授業を展開すると子供が楽しく学習内容を身に着けられるのかを考え実践することが一番大切だと思ってます。今日の白石先生の講義は、本当にスッキリしました。ありがとうございました。

・気軽な気持ちで参加できました。また、事前アンケートの回答を、閉会後にしていただけたのも、とても丁寧なご対応をしていただいたと思います。ありがとうございました。今回は私自身はとくにご相談させていただきたい悩み事はありませんでしたが、「棚からぼた餅」ではないですが、一緒のグループの先生のお話の中に、たくさんの共通体験や、新しい取組のヒントをいただくことができました。フリートークのセッションは、朝活がぴったりだなと思いました。話題を深めるというよりは、それぞれの悩みのはけ口というか相談相手ができるというか。たくさんの悩みはあっても、そのうちの1つはここで聞くことができる。気軽ですっきりする、もやもやが解消される、そんなニーズが満たされる場だとおもいました。今後も参加させていただきたいと思います。ありがとうございました。

・私は民間なので、学校の先生方のお話はとても興味がありますし、参考になります。民間でできるサポートをして、子どもたち全体の英語力アップに貢献できるよう頑張ります!今回も色々なお話、アドバイスが聞けて嬉しかったです。来月からはもっとたくさん参加したいと思っています!引き続きどうぞよろしくお願い致します。

・永倉先生から、教えるのでなく、問いを立て、児童に発見させる喜びを味わわせるというお話、とても参考になりました。いつも自分の中でどうしたら児童に楽しく、力もつく授業を提供できるか悩んでいて、いろんなことを取り入れてますが、勉強になりました。また、最後の白石先生のお話、納得しました。小学校の英語の授業に入って15年近く経ちましたが、自分の力ではどうしようもないことや、学校の中での英語の位置付けが管理職次第といったような中で、悩みは常にありましたが、先生がおっしゃるように、自分が解決できることかどうかを考えて、出来なかったら、与えられた仕事を自分なりに頑張って年月かけて、積み重ねるしかないですよね。改めてその通りと思いました。S区はJTE は担任の先生とご一緒で、評価も担任で、申し訳ないなあと思いますが、その分担任の先生ができない専門の英語の部分で、頑張ろうと思っているし、児童への指導ではこれからも教わっていきたいと思います。朝のわずかな時間が活かされるのは白石先生のマネージメントの素晴らしさだと感謝しています。

・普段、疑問に思っていることを気軽に尋ねることができて、大変参考になるご意見をたくさん頂きました。評価の仕方が、主な話題でしたが、子どもの動画にコメントを返すことや、やり取りの評価で、どれくらいの子どもをAにしているのかなど、明日からの授業にすぐに生かすことができる情報を得ることができました。また、白石先生の悩みの解決策の話も分かりやすくてよかったです。また、参加したいなと思います。

・今回も多様な職場での多様なお悩みを聞くことができ、勉強になりました。最後に白石先生がおっしゃっていた「そもそもそれは自分が解決すべき問題なのか」という言葉が腑に落ち、非常にすっきりとしました。これからも目の前の課題に向き合ってベストを尽くしていきたいと思います。

・色んな先生方とお話が出来てよかったです。

・初めての形式での交流会でしたが、制限のない中で自由にお話ができたので良かったです。また、様々な悩みに対する、白石先生のお話された基本的な考え方が、とても参考になりました。ありがとうございました。

・多くの先生方の悩みに触れて、現在の状況が良く分かりました。参加させて頂き、ありがとうございました。