緊急事態宣言が解除された地域もあり、いよいよ学校再開が近づいてまいりました。そんな中、2020.5.17(日)に勉強会をオンラインで行いました。教科書別に3部構成で、北海道から沖縄まで全国からたくさんの先生方にご参加いただきました。
学校が再開されたとしても、コロナ前と同じようにはいきません。2か月の遅れによる時間的制約、コロナ感染拡大防止として3密を避ける活動上・環境上の制約もあります。これらの制約のもとで、どのように授業をつくっていくかを話し合いました。
冒頭、講師から6-7月の見通しと授業づくりの上での考え方のレクチャーがあり、その後グループでの話し合いを小1時間行いました。それぞれ学校ごとに事情が異なる中、具体的な教材研究や情報のシェアが行われていました。あるグループでは、学校同士をオンラインでつなげて子どもたちの交流ができないかというアイデアも出ていました。クラスの中だけでなく、子どもの学びをもっと広げていこうという先生たちの熱意が素晴らしいと思いました。
次回の交流会は5/24(日)、勉強会は6/14(日)に予定しています。受付開始していますので、是非ご参加ください。(↓↓↓このページの一番下に詳細ページのリンクあり。)
以下、参加された先生方からの感想です。
・どのようにUnit1を進めていけばよいのか、相談させていただき、見通しを持てました。教科書づくりに携わった先生の話が聞け、どんな意図で作られ、どのように指導していけばよいか、良さ等もわかりました。共有していただいた資料、情報が役に立つことばかりで良かったです。また参加させていただきたいです。
・最初に全体をまとめたお話はとても役に立ちました。ブレイクアウトルームでは活動のアイデアを得ることができました。この会のおかげで新学期に向けての勢いをいただきました。ありがとうございました。
・具体的な時数案は、今後自分の学校用にカスタマイズするのに役に立ちました。場の設定や対策をきちんとすることで、できることが増えると思いました。できないことよりできることを考えることが大切ですね。NEW HORIZONののStarting Outのリスニング量が話題になりました。英語嫌いを作らないように手立てが必要だし、今は聞くを大切にできるチャンスなので、うまく調理したいです。
・経験者のこんなactivityが良かったなどの経験談が役に立ちました。
・各単元の目的だったり、リスニングパートをどう聞かせるかの課題、表現の取り扱い方など、いろいろなヒントを頂きました。何よりもこの状況下だからこそ、様々な材料や知恵を使って、目の前の子どもたちに合った楽しい授業を前向きに取組む事が大切なんだと学びました。次回から、専科とALTミーティングでシェアして、授業に生かしていきたいと思います。毎回、このような学びの場を提供して下さり、本当にありがとうございます。来月、またよろしくお願い致します。
・授業をしてみて感じたこと、授業の構成など悩んでいたことについて話を聞いて頂いたり、アドバイスを頂いたりして、方向性が見えてきました。残りの休校期間に準備すべきことがはっきりしました。ありがとうございました!
・1学期の時数を提案いただき「『Hi friends』時代を参考にしよう」と教えていただいたこと、そしてグループセッション中に「これまで2年間の移行期に考えたことを生かしていこう」とみなさんと見出せたことが、今日のいちばんの学びでした。もちろん新しい教科書もよく練り作られているので、よく指導書等読み、活用したいと思います。
・コロナのおかげで、学習指導要領の内容が教科書にどう位置付けられているか…という視点で教科書を見ることができるようになってきたので、悪いことばかりでもないなぁと思っています。
・本日のMeetingも、様々な話題が出て、大変学びある機会となりました。全てを言わせようとせず、どこに重きを置くかに着目して、ざっくりと聞き取れれば良いポイントと言わせたいポイントを明確にしながら進めることが大事だと気付けました。また、今こそ、外国語科としての基礎を大事にしていきたいと思いました。いつもありがとうございます。
・NEW HORIZONの6年の授業計画について話し合いました。限られた授業時数の中でいかに各単元の内容を取捨選択していくか参考になりました。今まで、児童との距離や児童に対する理解という点で、担任の先生のようには関われないと悩んでいましたが、専科だからできることを見つけていくという新しい視点をアドバイスいただき、これからはその視点で大いに悩もうと思います。ありがとうございました。
・欲張らないこと、児童を中心に考えること、教科書を教材としてしようすることを再確認できました。単元ゴールイメージ、専科の役割等が確認できました。
・知識や経験豊富な先生方に教えていただき、また他県の先生のアイデアもいただき、とてもためになりました。大学の先生もいてくださって、勉強になりました。自分なりにアレンジして授業していきたいと思いました。
・いつも、楽しく参加させていただいております。少人数で分かれるので、話し合いも深まります。そして、聞きたい疑問・質問を話しやすいです。先の見通しが少し見えてきた気がします。どのように短縮して授業をしていくのかを学べました。ありがとうございます!
・コロナ下での教材研究の仕方の根本的な考え方を学びました。目的を明確に、既習事項と未修を照らし合わせながらゆったりと授業を作っていくことが大切なんだと思いました。
・先を見通すよいきっかけになりました。特に、ご提案された1学期14時間のカリキュラムは、現実的だと感じました。また、担任の先生への働きかけは、限られた時間をお互い有効活用するために不可欠なものだと実感しました。先行き不透明な中、今に焦点を当てできることを模索する機会を与えていただきました。
・日々刻々と学校の置かれた状況が変わる中で、毎週情報共有していただけること、本当にありがたいです。「GIGAスクール」に関する通知なども知ることができて良かったです。
・みなさん、いろいろなアイデアを考えていらっしゃって、励みになりました。いつも、考えが広がるので、とてもありがたい機会です。ご紹介いただいた書籍も、読んでみます。
・同じ教科書を使用する全国の先生方と、1学期の具体的な授業の進め方を検討でき、大変有意義な時間でした。また、閉塞感のある中、「都道府県をまたいで、子どもたちが交流出来たら楽しいね!」とZoomミーティングならではのアイデアがでて、とてもワクワクしました。何とか実現できたらいいなと思います。ありがとうございました。
・5ラウンド学習システムの手法など、単元計画の具体がイメージできました。地域性を楽しみながら進めていける可能性など、こどもの深い学びに繋がるであろう学習の方向性などを、ぜひ実際に活かしたいです。
・今回は特に時間の制約とコロナ対策の制約に話を絞っていただいたので、色々なアイデアを皆さんから頂きつつも現実的にどのように動いたら良いかがわかり、すっきりしました。いつも素晴らしいファシリテーションをありがとうございます。
・他の人のアイディアが聞けて良かったです。また教科書を使うのは今年からなので教科書をどのように活用していくかも知れてよかったです。
・著者の先生方や出版社の「思い」が、教科書やデジタル教科書、指導書等に、反映されていることが伝わってきた。それらが授業に活かせるよう、現場の先生方と連絡を取り、学び合っていきたい。
・「聞くこと」の活動の質と量を高めることに焦点を置いて、具体的指導例を考え、共有したいと強く感じた。(早速。取り掛かります!)
・ストーリーの活用のアイディアも興味深く聞かせていただいた。ここにも、見方・考え方を活性化させる意図があると聞き、こういう状況の児童に寄り添う意味でも、取り入れたいと感じた。
・今回も参加させていただいて、大変勉強になりました。専科の先生方の立場と担任の先生方の立場では、授業作りの観点が異なっていて、おもしろかったです。少人数にして話し合いすると、全員が話す機会が与えられて、とても良いと思いました。ぜひまた参加させていただきたいです。ありがとうございました。
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