光村図書が発行している「英語教育相談室」。2018.11/28発行の第4号を紹介します。
<目次と解説>
●旅のことば(巻頭コラム)「世界が開ける」沢木耕太郎
・・・著名人が英語や世界とのつながりについて語るコラム。今号は『深夜特急』などで有名なフィクション作家の沢木耕太郎氏。1Pのコラムながら、言葉との出会い、言葉を学ぶことってこういうことだよなと感じさせてくれます。旅に出たくなる名著『深夜特急』もおすすめです。
◆特集 『We Can!』をどう使う?
●『We Can!』の特色は? 加賀田哲也先生(大阪教育大学教授)
・・・「聞く」「話す」「読む」「書く」、それぞれのキーワードを示し、分かりやすく解説してくださっています。
●事例レポート1)京都市立九条塔南小学校 山川拓先生
・・・「選択と集中」「アレンジ」がポイント。『We Can!』はあくまでも完全実施後をイメージした教材。だからこそ移行期間はそのまま使っては難しい状況になってしまいます。山川先生のように「選択と集中」「アレンジ」することが必要なんですね。
●事例レポート2)長野県小諸市立東小学校 折橋晃美先生 Lee Watkins先生
・・・「自然なコミュニケーション」「自分ごと化」「身近な題材」がポイント。どうやって子どもを惹きつけるか、新教材でもこれらの要素は変わらず、大事です。
●セミナーリポート 『We Can!』を使ったクラスルームイングリッシュ (株)イーオン 菅井幸子先生
連載
●「こう使う!COLUMBUS 21」山梨県都留市立都留第一中学校 三枝幸一先生
・・・中学校英語教科書の活用法を授業リポートとともに解説。小学校だけでなく、中学校の授業の様子が分かるのも本誌のよいところ。
●小中をつなぐポイント 太田洋先生(東京家政大学教授)
・・・今号は「どう学ぶ(HOW TO LEARN)でつなぐ」がポイント。
●今日から使える!Classroom English イーオン 菅井幸子先生 活動の指示の表現①
●小学校英語 お悩み相談室 「ファーストネームで呼ぶこと」「ローマ字と英語の違いの指導」 小泉仁先生(東京家政大学教授)
●子どものためのBOOK GUIDE 「SKELETON HICCUPS」金原瑞人先生(翻訳家、法政大学教授)
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