3学期が始まる前日、2024.1.8(月・祝)にTeachers' Market Winter Specialを開催しました。
今回は全国の6人の先生方の発表でした。専科(常勤)、専科(非常勤)、支援員の先生など、立場や置かれている状況はさまざまで、報告の内容も一つの単元の指導の流れについてだったり、帯活動だったり、国際交流だったり、多岐にわたりました。それぞれ、現場ならではのニーズや環境に応じた工夫ばかりでした。授業を考えるときに、個人ではどうしても自分の枠というか色というものが出てしまうものです。こうして他の先生方のアイデアを聞くと、自分の中の引き出しが増えますし、考え方を更新することができます。今回もたくさんの学びがありました。
発表テーマは以下の通り。
①「その場で考えながら話すこと~会話を生み出すしかけの実践」
②「5分間でできる帯活動」
③「実践報告」
④「6年生Let’s go to Italy! 児童発表までの流れ」
⑤「Cross Cultural Understanding&Motivating students異文化理解と学習意欲を育てるには」
⑥「子どもたちと共有する基本的な活動」
※オンラインサロンでは、資料をご覧いただくことができます。
発表してくださった先生方、ありがとうございました!
参加者の皆さんからの感想を一部紹介します。
・どの先生も短時間の発表のうらに何百倍もの実践を感じ、大変参考になりました。ありがとうございました。
・それぞれの先生方の地道な取組がとても参考になりました。
・先生方のご発表を拝聴させていただき、児童の実態に沿った指導の大切さを改めて強く感じることができました。様々なテーマを取り上げてくださったので、自分自身の日々の指導や教材との向き合い方をもう一度振り返る良い時間となりました。ありがとうございました。
・冬休み中に設定していただき、少し時間、心に余裕がある時に研修ができてよかったです。ありがとうございました。
・この企画が 実践的でとても役立ちます。
・とても学びが多くどの発表も大変参考になりました。自分では考えつかないさまざまのアイディアを知ることができました。さっそく実践してみたい活動がいくつかありましたので、
自分のクラスにあった形に変え、トライしてみようと思います。ありがとうございました。
・担任の先生や教務などマネージメント層の先生でも、あれだけ中味があって、児童に寄り添ったご指導と展開をなさっていることに大変刺激を受けました。様々なお立場で工夫されている内容とクラスでの展開例を見せていただきましたので、真似させていただこうと思います。児童への愛情も感じられて良かったなとしみじみ思いました。
・今回も貴重な実践報告をありがとうございました。6人の先生方お疲れ様でした。同じような活動をやっていても、自分の癖があるため、なかなかバージョンアップできないと感じるこの頃です。いろいろな先生方の実践にたくさんヒントをいただきました。自分の指導法をアップデートを今年の目標にしたいと思います。ありがとうございました。
・目的・状況・場面の設定の工夫が勉強になりました。レストラン単元はあのような工夫で、基本フレーズプラスのやり取りが生まれ、より実践的に使える英語になるのだと実感しました。即興的なやり取りが課題ですので、ぜひ取り組んでみます。
・帯活動があそこまで充実しており、学年の実態に合わせてここまでできるのかと、素晴らしいなと感じました。帯活動が課題ですので、実践できそうなのもから取り組んでみます。
・英語専科は持ちコマも多い中、担任の授業を参観し学ぼうとする姿勢に頭が下がりました。既習事項の確認に、写真が出てくるスライドは児童の「見たい」「言いたい」の気持ちをくすぐっていて、やってみたいなと思いました。
・特別支援の児童も一緒に取り組めるユニバーサルデザインの視点を学ばせていただきました。
・学習意欲を育てるための工夫、状況設定、何よりも先生の情熱に学ばせていただきました。留学生やアメリカンスクールとの交流など、ホンモノの体験に触れられる子供達は幸せですね。
・専科としての学習の積み重ねを学ばせていただきました。自分自身、英語専科として異動する時期となり、次に引き継ぐ意識を持ってまとめていこうと思います。
・即興的やり取りで真の話す力を引き出す仕掛け作りは、参考になりました。発表というと、つい暗証大会になってしまう自分を反省しました。
・あれだけのバラエティーに富んだ活動を5分の帯活動でされているとはさすがです!楽しみながら知らず知らずのうちに言えるようにされた仕掛けがお見事だと思います。
・英語を使う意義を実感させる環境を実現された行動力と情熱が素敵だとおもいました。パスポートを作って入国審査を受けるシチュエーションは、大人でもワクワクします。歌の選択にしても、子どもが自ら取り組みたくなる場面設定について考えさせられました。
・特別的なもの、常時的なものと、バランス良かったです。参考になりました。
・「考えながら話す」はハードルが高く,そこに向けての仕掛け,活動がまだできていない状況でしたので,とても参考になりました。ありがとうございました。
・オープニングの帯活動は自分も毎回取り組んでいますが,準備もそれなりに負担であり,子どもの期待値も上がっていってそれにこたえるのも少し息切れしているところもありました。ルーティン化し,勢いで走りきるのは特に中学年には有効であると感じました。参考になりました。ありがとうございました。
・6年の世界の国の単元は自分も手を変え品を変えて取り組んでいますが,見やすく,思わず書き込みたくなるワークシートで参考になりました。ありがとうございました。
・先生のバックグラウンドや強みを生かしたイベントに子どもたちがいきいきと取り組んでいる様子を見せていただきました。学校には外部からどんどん人に入ってもらって活動するのがよいと思っています。また頑張ろうと思わせていただくものでした。
・カリマネ,指導力,クラスコントロール等 自分にないものばかりですが,豊富は経験と実践,人間力にあふれた先生の人となりに魅了されました。見習いたいです。ふり返りを今は個々の紙でしており,数が多いのでコメントにも労力を要し,大変な割にあまり意味をなしていないのが課題の一つでした。参考にさせていただきます。ありがとうざいました。
・5分間でこんなにたくさんの活動を実践されているとはびっくりしました!すばらしいです。すべてを行うことは無理ですが、学年ごとにカスタマイズしてこのような複数活動をセットにした帯活動をやってみたいと思いました。毎回5分の帯活動が、大きな成果を生み出すこと間違いなしですね。大変参考になりました。ありがとうございました。
・ご紹介いただいた活動はどれも実践してみたいものばかりでした。レストランでの注文の単元がこれからなのでカードめくりの3桁数字練習をまずやってみようと思います。とても参考になりました。ありがとうございました。
・すばらしい異文化理解の実践報告をありがとうございました。この異文化体験を通して、子どもたちは間違いなく「なぜ英語を学ぶことが必要なのか」の答えを見い出したことと思います。また、その後の学習意欲アップも間違いなしです。このような活動を以前から行いたいと思っていましたが、JTEの立場で先生方の協力を得られるか、留学生を招く費用はどうするか等がネックとなり、一歩を踏み出せない状況です。がんばってみます!ありがとうございました。
・5年生の道案内はこれから行うので参考にさせていただきます。黒板にたくさんのフレーズがはってあるとそれだけで楽しいです。リアクションの覚えさせ方も工夫されていることを感じました。
・帯活動5分であんなにたくさんの内容ができるとは、、。とても勇気をいただきました。(安きに流れないようにしなくては)と思いました。工夫次第で量もこなせるし楽しくもできますね。
・6年生で同じように自分も調べ学習にしました。でも自分のは中学生のような味気ないシートでした。次回はイラストなど入れて気持ちがあがるようにします。
・エネルギッシュですごい!と思いました。興味をもたせたいという思いや、自分ごとと思ってもらうための仕掛けやアクションなど緻密に前に進められていてすごいです。
・ 思考力を使って児童がどんな風に組み立てて行くか、参考になりました。
・5分で…。と言う先生の意気込みに、ウォームアップに対する先入観を捨てる機会になりました。見逃したり、時間が取れないと思わず継続していきたいと思えました。
・交流会、児童にとっては、外国語、英語の楽しみが思い出に残るイベントだったと、参考にさせて頂きます。
・即興性をつけるための工夫で、レストランの品切れや道案内の工事中などのミッションが、とても良いアイディアだと思いました。使える表現のチャンツも記憶に残りそうです。
・普段大事だけど、時間を取るので躊躇している活動をリズムに乗せて、ルーティンに入れ込んでいるところが、努力の賜物だと思いました。実際のリズムを見たい、体験したいと思いました。
・会話を生み出す力を子どもたちにつけさせたいと私も日々強く思います。できるだけ既習表現を使ってと子どもたちには伝えていますが、そもそも持っている語彙が少ないのでそれだけでは不十分です。ですので子どもから言いたいけれど、言えなかった表現を拾ってはいますが、それを定着させるまでには至っていませんでしたが、それを定着させる「リアクション チャンツ!」よいですね。とても参考になりました。
・具体的な実践例を示していただいたのでとても参考になりました。過去表現の導入の切り口が面白いと思いました。
・子どもたちが英語を使わざるを得ない環境を自ら作られたそのパワーに圧倒されました。英語を学ぶ意味を子どもたちに実感させたいと本当に思います。
・その場で考えながら話せるようになるための工夫の数々を教えていただきまして、ありがとうございました。課題に上乗せする、活用できそうな表現を思い出して整理するといったその単元での工夫と、中学年の時からリアクションチャンツや英語のみで伝えるゲームで少しずつ慣れていくといった長期的なご指導との組み合わせ、両方が大切だとわかりました。
・基礎的な技能は繰り返し練習して身につけておくことが大切だと思っても限られた授業時間では様々な表現を定着させる時間がないと感じることが多いですが、英語で応答するときの様々な表現、数字表現、フォニックスなどをしっかり繰り返すことは、工夫をすればできるということを教えていただきました。特にフォニックスを一文字と2文字以上のものとに分けて練習することで、慣れ親しみが足りなくなりがちな子どもたちに十分な機会を提供しておられるのがすごいと思いました。
・子どもたちが嬉しいことは、授業がわかること、できることが増えること、そして特に英語が読めるようになること。楽しみながら英語に触れる工夫の数々をご紹介いただき、ありがとうございました。有名人の紹介も、自分の1000円札として発表するという視点が楽しそうで、ぜひやってみたいと思いました。
・子どもたちが興味を持って取り組めるように丁寧に導入しておられるのが印象的でした。さらに、ICTを活用して活動シートを確認し、必要な子どもたちを適切なタイミングでサポートすることができるような体制にしておられる、最後の活動は個人で行うことで話したり聞いたりする機会が十分にあるが、準備の段階ではグループも活用して子どもたちが助け合ったり、お互いを参考にしたりすることができるようにする、繰り返し相手を変えて活動することでレベルアップする、聞き手が必ず1つは質問するというルールにすることでしっかり聞き、その場で発話するという設定ができている、といった先生の工夫、参考にさせていただきます。
・子どもたちが英語を使って交流する機会を作るという観点で、目的を絞って活動を設計された点を参考にさせていただきます。こういうときに、ALT会社が全部設定や運営をしてくれるのでないと大変だと感じてしまうことが多いのですが、工夫して活動をしておられる様子を具体的に教えていただきました。子どもたちにの成長ぶりや達成感がアンケート結果からよくわかりました。
・型を使うと、指導する先生も子どもたちも楽に活動できるという点は、外国語に限らず、先生方にとっても子どもたちにとっても大切なことだと感じました。先生のご指導によって、子どもたちが宿題になっても一人で取り組めるレベルまでしっかり身につけているというところがポイントだと思います。振り返りシートに書く内容を考えながら授業を受けることができるという状況も、子どもたちが自分の状況を客観視しながら主体的に学んでいるからこそ、書くことを見つけることができるので、先生の日頃のご指導の積み重ねだなと感じました。ありがとうございました。
・各先生方の工夫された貴重な実践を紹介していただき、大変に勉強になりました。ありがとうございました!
・全てとても参考になりました。特に 絵本や歌は 早速授業で使ってみたいと思います。ありがとうございました。
・先生方の実践、とても勉強になりました。海外との学校交流、異文化体験など貴重なお話ばかりでした。2学期に帯活動を充実させたいと考えていたので、リズムボックス、パワーポイントの活用、参考にさせていただきたいです。ありがとうございました。
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