日米会話学院の教員研修情報。こちらは文字指導に関するセッションです。
■セッション12:英語嫌いを作らない! 英語の文字の実践的指導法
英語の文字はわずか26文字(x2)ですから、何百という漢字に触れてきた小中学生にはそれほど苦にならないはず、と勘違いしがちです。けれども、我々英語教師が急にロシア文字を覚えるように言われたことを想像すれば、生徒たちの苦労と困惑がどれほどか想像できます。 英語の文字を指導するに当たって注意すべきことはたくさんあります。生徒の目に触れさせる活字(フォント)も重要ですし、どんな手書き文字を教えるかも大いに考慮すべき事柄です(「活字体(ブロック体)」は最悪です!)。大文字と小文字の関係を理解させることも必要です。アルファベット順に書かせることをやめ、筆法でまとめた文字群をまとめて指導することで、学習者は英語の文字を書くために必要な手の動かしかたを身につけます。文字の名前と書きかたを覚えあとには、それぞれの文字や文字の塊がどんな音を表すかを指導することも必要です。 文字指導の段階で生徒をつまづかせたくはありません。教師が手助けできることは数多くあります。英国の小学校における文字指導の実態に加え、自身で開発し実践してきた指導法のいろいろを皆さんと共有したいと思います。
日程 8月11日(土) 時間帯 13:40~16:50
講師 手島 良
使用言語 日英 コード番号 58162
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