たくさんの現場を見てこられた太田洋先生のお話は、本当に分かりやすく、そして現実的で、一つ一つが腑に落ちる、そんな感覚でした。
参加者の皆さんからは、「早速中学校の先生と話をしようと思います」といった声が多くありました。今回のセミナーが、それぞれの先生方が、つなげる意識をもって自分たちの指導を見つめ直していったり、具体的に小中連携の取組をしていったりと、何かしらのアクションを起こすきっかけとなったのではないかなと思いました。
今回、参加できなかった方は、9月18日(日)に見逃し再放送を行います。オンラインサロン会員限定企画となりますが、もしよろしければご参加ください。お申し込みはこちら。
最後に参加者の皆さんからの感想を一部紹介します。
・貴重なお話から中学校の現状を詳しく知ることができ、二学期へのモチベーションにも繋がりました。
・小学校も中学校も教えているので、困っているところがごもっともだなあと思いました。そして小学校ではここができていたら最強とのお話もあり、再確認することができました。
・大変勉強になりました。毎回お伝えしていますが、素晴らしい企画をありがとございます。ブレークアウトでは中学校の先生とも交流でき、貴重な意見交流ができました。ありがとうございました。
・小中の連携は本当に大切だと思います。本日のセミナーで学んだことを少しずつ実行していきたいと思います。
・先月JESで聞いた内容よりもさらに具体的な話を聞くことができてよかったです。小中の先生をつなぎ、お互いを知ることが小中の学びにつながると考えました。
・JESでもご講演を拝聴させていただきましたが、本日はより具体的にお話いただきありがとうございました。小中連携はとにかく「お互いを知る」ことが第一歩です。コロナ禍で難しい状況にはありますがface to faceで気軽に情報交換することが連携への安心を作ると思いました。小学校の教科書も教科化して、語彙が増え、こなさなきゃ!定着させなきゃ!と焦るきもちでいっぱいでした。しかし、太田先生のお話を聞きほっとしました。とにかくいい出会いをすることにより意識していきたいと思えるようになりました。貴重なお話ありがとうございました!
・小中連携は前々から興味のあるトピックでしたので、とても参考になりました。このような俯瞰的な学びは小学校・中学校両方の立場にとって必要だと思いました。
・本日は貴重なお話ありがとうございました。昨年度は中学校で教えていたので、ある程度中学校の内容は分かっているつもりでしたが、中学校の1学期で学習する内容が小学校とここまでリンクしていることは初めて知りました。小学校で教えていると視野がせまくなり、小学校のゴールしか考えないようになってしまいますが、今回の講義で高校終了時のゴールまで考えることが大事であることが分かりました。また、小学校、中学校英語それぞれの役割を改めて考えることができました。やはり英語は一朝一夕で身につくものではないので、焦らず、子どもたちと向き合いながらこれからも授業に取り組んでいきたいと思います。
・小中連携のポイントについて、英語教育10年間を俯瞰していくことの大切さを学ぶことができました。中学の教科書を6年生に見せること、ぜひ卒業前にしたいと思います。また、3学期は、English Roomでいつでも手に取れるようにしたいと思いました。冒頭のブレイクアウトルームで、学校公開の際に、中学の先生にお声掛けし6年生の授業を見ていただく工夫をされている実践を伺い、中学の学校公開に足を運んで参観してみようと思いました(本校区の通常の小中連携研究では、研究授業が学校持ち回りの為、4年に1度しか中学の英語の授業を観に行く機会がありません。また異校種参観も、英語の授業があるとは限らず、また行事等と重なり、見る機会がほとんどありません)。
・小中連携の大切さ、また小学校ですべきことを再確認できました。小学校で焦りすぎない・力まないことも大事だなとも思いました。新学期が始まる前に(また勤務校の中学校区合同研修会の前に)お話が聞けてよかったです。中学校の英語科の先生とまずは教科書を見合うところから始めたいと思います。ありがとうございました。
・向かう先、目指すところが明確になりました。少しほっとして、さらにがんばらなければと思います。ありがとうございました。
・担当する2つの学校は小中連携の機会がないため、教科書を購入して内容を把握しておくくらいの認識だったため、本日は中学校の現状を詳しく知ることができ2学期以降の授業で子供たちに伝えることの参考になりました。ありがとうございました。
・①「中学校の授業が変わらない」という印象を持っていましたが、今回の太田先生のお話しを聞き、中学校でも変化が起きつつある事がわかりました。また、指導要領を反映し、教科書が変化し、それが入試の変化にも繋がる事がわかりました。
②「英語教育10年間を通しての視点を持ち、大きな目標を意識して、今の現場をとらえる。」「その流れの中で小学校ですべき事を確認する。」大切さを実感しました。
③「小学校では焦らない、急がない。」「小学校で3つのポイント(推測して聞く、反応と自分のことを述べる、既習事項を使う)を育てる。」「デジタル教科書を使い自分で学習して行ける児童生徒を育てる。」その通りだと思いました。
・自分の学校は小中一貫校で、授業交換こそしてませんが、頻繁に情報交換しています。しかしながらこれでいいのだろうかと不安がぬぐえなかったところ、このようなお題のセミナーを開催して下さり感謝です。
・中学校の教科書を、小6で見せるという話題があった。非常によいと感じた。このような小さな工夫が中1ギャップの解消につながるとともに、子どもの学びやすさにつながると感じた。
・あまり聞くことができない中学校での話が具体的に伺うことができて勉強になりました。知らなかったことも多かったです。ありがとうございました。
・小中連携の理念を学び、改めて認識することがいくつもありました。小中学校の違いを、指導要領を見比べることを通して学ぶ機会はこれまでよくありましたが、教科書を見比べる方がより子どもたちに近い視点になれるのでよいのだなと、よく分かりました。
・6年生までに達成しておきたいゴールがより明確になってきました。試行錯誤をしながらの毎日ですが、中学校、高校へと続く長いスパンを考えながら、これからの指導を見直して行きたいと思いました。ありがとうございました。
・学習者の道は続いている。というとても大切な視点を、つい目の前の繁忙で忘れてしまいそうになりますが、このタイミングで太田洋先生にご講義いただけたことがとても有り難かったです。先生の一言一言が心に染み入り、一つ一つがとても腑に落ちました。最も大切なのに最も難しい「お互いを知る」ということ。そのための糊代をこれからも(私は自らが糊代になって)先生方にお伝えしていきたいと強く感じました。有り難うございました。
・小学校の英語が教科になって3年目になり、小中のスムーズな連携がもっと出来たら良いのにと思っていたので、とても有意義なお話をお聞きすることができ、ありがとうございました。お互いの教科書を見ることや、can do で6年生が出来る事を中学の先生方に伝えること、書く事についての小学校指導要領の文言を確認して頂くこと、など具体的に連携方法を教えて頂きました。中学1年の教科書を、6年生最後の授業の時に見せ、今までやってきた事が生きるんだ!と安心させて、今年は送り出そうと思います。中学校の先生方とお話しがしたくなりました。
・中学へとつながる教育を一層意識しつつ、小学生の特質に合わせた指導を第一にという思いも強くしました。
・小中連携の大切さと、それぞれの大切なポイントを知れてよかったです。
・今とても興味のあるテーマでした。JESでも拝聴しましたが、教科書の内容等、さらに詳しく話がきけてよかったです。中学に入学したとき、「あ~、小学校でやったことがいきるんだ」と思えることが一番ですね。10年間での小学校の役割を改めて心に留めながら指導・支援にあたりたいと思いました。
・15年前まで中学校教員でした。今の中学校英語について知りたくてセミナーに参加しました。小中連携って、中学校の先生方に協力してもらわなくても、自分の声かけや活動の設定だけでも、ある程度進められるんだな、って思いました。もちろん、本当に連携した方がいいに決まってるのですが‥転勤や担当学年の入れ替えが日常茶飯事な公立小中でも、持続可能な取り組み、ってないだろうか?と考え続けていた私には、大きな発見でした。それから、別の研修会でご一緒している中学校の先生方に「小学校では、英語を嫌いにさせないで中学へ上げてくれたら、あとは中学でなんとでもするから」と言われ、とにかくその言葉だけを信じて守って実践を重ねてきました。その言葉の明確な理由もわからずに、もやもやしていましたが、今回太田先生のお話を聞く中で、よく分かりました。周りの小学校の先生方に、理由も含め自信をもって、子どもファーストで知識技能の定着を焦らず進めることが大事、と伝えられる気がします。 気持ちが楽になりました。ありがとうございました!
・高学年の英語が外国語科として教科化された今、小中の接続について貴重なお話を聞くことができました。小学校内の低中学年との接続も大切ですが、それは同じ校内であるため比較的見えやすく、調整もし易いと感じます。しかし、中学校との壁は高く、ここに来てやっと少し前に進んだように思います。来週、小中合同研修会があり、英語科の先生方と接続について考えます。六年生で95%が英語が好き、楽しいと答えていた学年の生徒たちのモチベーションがより長く、高くキープされるために、有意義な時間にしたいです。
・小学校で、児童を追い詰めて、定着を急ぐ必要はないという点について、一番心に残りました。高校卒業時点での児童の姿を思い願いながら、小学校英語の使命は、英語をこれから学んでいくその、ポジティブな気持ちや、音を楽しむ気持ち、英語を学びたいと思う気持ちを育てる、に尽きるのではないか、と再確認しました。
・小中のちがいや大切にすべきことがよく分かりました。小学校の終わりにできたらよいことを示していただき参考になりました。ありがとうございました。
・中学校での授業内容を紹介してくださったので、小学校の先の見通しができて良かったです。中学校で、量に負けないたくましい英語の使い手になってもらうために曖昧さに耐えながらめげずに取り組む粘り強い態度を身につけさせるのが大事なんだと思いました。高学年になると出来ないことに自意識過剰に反応したりするので、上手く自己肯定感を保たせつつ、間違えながら挑戦させるように持っていくのが最大の課題です。
・小学校の立場から卒業したあと児童がどんな内容を学んでいくのか知るとても貴重な機会になりました。早速自分の中学校区が使っている教科書を購入しました。ありがとうございました。
・小中連携で指導をされている学校が思っていたより多かったのに驚きました。
・現在も授業を見あったりしています。中学校の教諭が期待することも複数あります。今後も中学校からも学んでいきたいです。
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