2017.8.19(土)東京学芸大学附属大泉小 第4回小学校英語研修会レポート(その2)絵本の活用「あと練」のすすめ

前回書ききれなかったので第2弾です。東京学芸大学の粕谷恭子教授のお話。


★絵本の活用法「あと練」のすすめ

→絵本は、もちろんそのまま読んでよい。が、一回で終わるのはもったいない。内容が一度子供に入ったところで、もう一回、ところどころ読み返してみる。そこで、質問を投げかける。


「やさいのおなか」では、いろいろな野菜の言葉が登場する。れんこん=lotus rootが出てくる。

>一回目に読むとき

 T What's this?   C れんこん! ・・・これでOK。れんこんの英語は当然知らないので、言えるはずがない。ここは、What's this?という質問を捉えていることを評価すべき。ここでれんこん=lotus rootを教える。

 ♪What's this?  It's a lotus root. What's this? It's a potate.などリズムよく読んでいく。


>二回目に読むとき

 リズムよく読んでいき、子供達が自然に一緒に口ずさむように促す(無理強いはさせない)。

 T What's this? C  えーと、なんだっけな・・・ ←一回で覚えられるはずがないので、またゆっくりリズムに乗せてlotus roofを教える。


>慣れてきたら・・

 リズムよく教師がWhat's this?と尋ね、子供がIt's ~.で返していく。


とにかく、淡々と繰り返すことがポイント。いつの間にか子供がついてくる。たっぷり聞かせてあげると、自然に言えるようになるとのことでした。


  



小学校外国語授業づくり研究会

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小学校外国語科・外国語活動のよりよい授業づくりを追究することを目的とした研究会です。