2020.9.13(日)テーマ別講座「読むことの指導の工夫」を開催しました。「話すこと」「聞くこと」と比べると、一部先進校を除いては、まだまだ指導経験が少ない「読み書き」。今回は「読むこと」を取り上げました。「読むこと」の定義、学習指導要領の解説と、言語活動例や評価など、読むことに関して幅広く扱いました。参加者の皆さんもそれぞれ試行錯誤しながら実践を積まれていますので、グループディスカッションでは日頃の取組や悩みなどを話し合いました。オンラインサロンでは、スライド資料や参加者の皆さんのアイデアメモをUPしています。
参加者の感想を紹介します。
・やさしめのアルファベットのゲームや活動は 授業の5分のあまり時間などでも書籍を買えば簡単にでき、時間を無駄にすることなくできるなと思いました。フォニックスは基本的なことは子どもたちにとっては良いことだと自分は考えるので、帯活動でなくてもいろんな場面で少しずつ教えていましたが、本当にそれでいいのか自分自身が不安でした。他の方のお話が聞けて良かったですし、自分の状況ではどうやっていけばいいのかのヒントになりました。とても有意義な時間でした。ありがとうございました。
・「読む」とは何を指すのかを自分のなかで、改めて言語化することができました。
・「読むこと」の評価や指導に関して、現場の皆様の困り感を知ることができました。
・目的意識を持たせた読む活動をどう仕組むかという点,アルファベットをまずはしっかり定着させるという点,できた成果を実感させるという点など様々な点が今後の授業づくりのヒントとなりました。ありがとうございました。
・普段から短い時間でもアルファベットの音に親しむ時間を継続していこうと思いました。練習せていく中で、絵などの手がかりをなくしていき、単元最後には文字だけを見せて言えるように徐々にしていこうと思います。慣れ親しんだ表現を書いたものを読み合う活動もやってみたいと思います。
・ボトムアップとトップダウンの両方のアプローチをすること、目的があって読む活動が充実することなどを知ることができました。
・読むことに関して、まずはアルファベットに関する指導をコツコツと確実に行うことが大切だということを学びました。読むことを指導する際に参考になる書籍を紹介していただき、購入したり実践したりしたいと思いました。
・4技能の関連が見えました。受信、発信、目的を意識して指導することが大切だと感じました。今回、書くことと読むことは互いに密接に関わっていると実感しました。
・読むことにも、どんな力をつけさせたいのか指導者が明確にしておくことが、大事だと改めて認識致しました。音読みの知識を少しでも入れておいた上で、慣れ親しんだ表現を、なんとなくでも読めるようになるためには、どうしたらいいか、ということを考えながら取り組んでいきたいと思います。また、児童が「読めるようになった!嬉しい!」と思えるような、達成感を感じられるような活動を取り入れていきたいです。本日も学びある時間を提供して下さり、ありがとうございました。
・読む指導にはボトムアップとトップダウンがあることを学ぶことができました。いろいろな参考文献もためになりました。
・読むことを具体的にどのように指導すればいいのか、自分のやり方であってるのかを含めて、学べたのでよかったです。
・少しずつ、確実に文字指導をしていくことが読める指導への一歩だと言うことがわかりました。
・読みの指導の際にフォニックスを入れているという方は多かった。まだフォニックスの効果が実感できないという方もいる中で、手島良先生の「これからの英語の文字指導」にかかれているフォニックス的な指導手順と活動シートが効果的で、すぐに子どもたちが効果を実感して喜んで取り組んでいるという経験談を教えていただいた。また、東京書籍のピクチャーカードは裏がアルファベットのみなので、What's Missingなどシンプルな活動を、途中からカードを裏にして行うと、子どもたちが一生懸命文字を読んでいるという話を聞いた。
・読むことの活動を広げられる手がかりを見つけられました。ジングルやフォニックスの入れるタイミングを悩んでいましたが、そろそろだな、と感じました。
NEW HORIZONは読む内容についての記載が少なく、どこまでの力が望まれているのか、と思いましたが、今日の研修の後、直山先生のYou Tubeを見て、文字と音、単語と語順は認識させる必要があること、子供の書いたものを子供が読むにしろ目的を明確に、誰か相手が読むことを意識して書かせ、聞かせることで読んで内容が理解できるようになる、と分かりました。情報を教えて頂けたことで、認識を改め、内容を把握することができました。ありがとうございました。
・今回の講座で学んだ、子どもが書いたものを互いに読みあう活動がいいと思いました。児童の実態に応じながら、取り組んでいきたい。
・カタカナをふらないでも読めるようにする大切さを知りました。
・指導要領、解説の読み解きからすでに参考になりました。いかに自分が分かっていなかったかを自覚することができました。
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