外国語に特化した内容ではありませんが、「評価」について関心が高まっているところですので、ご紹介します。第61回指導と評価大学講座のお知らせです。かなり豪華な講師陣です。
◆期日 2019年7月28日(日)・29日(月)・30日(火)
◆会場 東京都千代田区・日本教育会館
◆主催 一般社団法人 日本図書文化協会/一般財団法人 応用教育研究所/日本教育評価研究会
◆後援 文部科学省/東京都教育委員会/全国都道府県教育委員会連合会/全国連合小学校長会/全日本中学校長会/全国教育研究所連盟/NPO日本教育カウンセラー協会
◆概要
教育の現場には指導や評価に関する課題が山積しています。特別の教科道徳、小学校英語、プログラミング、育成すべき資質・能力、コンピテンシー、アセスメント(ポートフォリオ等)、いじめ、不登校等です。新たに、「知識・技能、思考力・判断力・表現力、学びに向かう力・人間性(学力の三要素)」「カリキュラム・マネジメント(PDCAの確立)」「主体的・対話的で深い学び」「新指導要録の記入・作成」が加わりました。しかも、世界の教育界の潮流である「確かな証拠に基づいて対応すること」が求められます。
本講座は、これらの課題に対応できるように、必要な教師力を理論的、実践的に研修し、習得することを目指すものです。
◆プログラム
7月28日(日):
9:30~9:40開講式 一般社団法人 日本図書文化協会理事長 東京成徳大学学長
新井邦二郎
9:45~11:00 新指導要録のポイント 指導要録の改善などを取り上げ、新学習指導要領のもとでの学習評価の改善について、めざす方向を明らかにする。 千葉大学特任教授 天笠 茂
11:15~12:30 主体的・対話的で深い学びをどう行えばよいか-新学習指導要領で育成をめざす資質・能力と授業づくり- 各教科等の「見方・考え方」を踏まえた深い学びの実現と教科等横断的な資質・能力の育成について考える。 上智大学教授
奈須 正裕
13:30~14:45 カリキュラム・マネジメントによる学校力・教師力の向上 目指す資質・能力の共有とその育成のための協働的な授業づくりのPDCAを通して学校力と教師力の向上を図る。 甲南女子大学教授 村川 雅弘
15:00~16:15 通常学級で行う特別支援教育 「気になる子」の支援および学級づくりの視点から、通常学級で行う特別支援教育のあり方について考える。 名城大学教授 曽山 和彦
7月29日(月)
9:30~10:45 道徳教育でどんな力を育てるか 新しい道徳科の授業ではどんな力を育てるのか。どんな工夫が授業でできるのか。評価の工夫にもふれる。明治大学教授 諸富 祥彦
11:00~12:15 教育評価の現状と課題 -教科・道徳におけるPDCAの確立- PDCAは経営のサイクル。教育のサイクルはOPDEOである。その確立は失われた「評価」を回復することである。 一般財団法人 応用教育研究所所長 文教大学学園長 石田 恒好
13:30~14:45 テストとは何か 教育・心理テストが備えるべき要件やテストの効果、また、標準検査の特徴について考える。 法政大学教授 服部 環
15:00~16:15 資質・能力の「三つの柱」に対応した標準学力検査の活用 資質・能力の「三つの柱」の育成にテストがどう活用できるかについて具体的な事例を交えながら解説する。 東北大学准教授 宮本 友弘
7月30日(火)
9:30~10:45 学級集団づくりと学力向上 資質・能力の獲得には建設的な相互作用のある学級集団が必要で、そのメカニズムをQ-Uを基に解説する。 早稲田大学教授 河村 茂雄
11:00~12:15 アセスメントの効果 クラスルームアセスメントの実施とフィードバックの効果を最新の知見を紐解きながら議論する。 国立教育政策研究所総括研究官 山森 光陽
13:30~14:45 「主体的・対話的で深い学び」を実現する学習意欲の育て方 「主体的・対話的で深い学び」を実現する学習意欲とその育て方について、詳しく解説する。 筑波大学名誉教授 櫻井 茂男
14:45~14:55 修了式 一般財団法人 応用教育研究所所長 文教大学学園長 石田 恒好
◆ご案内
対象 小学校・中学校・高等学校の先生
教育委員会・教育研究所の指導主事・所員等
定員 700名(定員になり次第締め切ります。)
受講料 10,000円(資料代含む)
・ 日本教育評価研究会会員・日本教育カウンセラー協会会員は8,500円
・ 本講座受講と日本教育評価研究会入会(*)との同時申し込みは計13,900円
*(会費年間5,400円分 機関誌「指導と評価」毎月送付)
・ 第60回までの指導と評価大学講座修了者は9,000円
申込・連絡先 〒112-0012
東京都文京区大塚1-4-15 アトラスタワー茗荷谷3F
一般社団法人 日本図書文化協会 指導と評価大学講座係
tel 03-3947-7031(直通)
修了証 全日受講者に閉講後お渡しします。修了証は「心理検査士」資格取得のための必要書類となります。
心理検査士:日本教育評価研究会では、心理検査の実践と活用に指導的役割を果たす方を、申請により心理検査士に認定します。認定基準は、日本教育評価研究会会員で、教育職員免許状を有し、指導と評価大学講座と実践教育・心理検査基礎講座を各1回受講し、 かつ、次のいずれかを満たすことです。基礎講座の再受講か、集団・個別検査の実践歴・研究歴が認められること。詳しくは事務局まで。
日本教育評価研究会心理検査士認定事務局
(〒112-0012東京都文京区大塚1-4-15 アトラスタワー茗荷谷3F tel:03-3943-2515)
備考 講義資料は当日、会場にてお渡しします。
受付は開講30分前からです。(受付開始までは1Fロビーでお待ち下さい)
休憩時間中にテスト相談室を開設し、応用教育研究所員が教育・心理検査や心理検査士などに関するご相談に応じます。
会場には駐車場はありませんので、公共の交通機関をご利用下さい。
講座開始10日前までにキャンセルのご連絡をいただき所定の手続きが済んだ方には手数料2,000円を差し引いた金額を返金いたします。
講座中、大きなお手荷物をお預かりしています。
会場内での飲食はご遠慮いただいております。
個人情報について 申込時にいただいた個人情報の利用目的は下記に限ります。
(1)お申し込みいただいた講座受講・機関誌提供
(2)上記に関するご案内・情報提供
(3)教育に関するアンケートやモニター調査などの協力依頼
(4)その他教育事業に関する研究・企画開発への利用
会場 日本教育会館(東京都千代田区一ツ橋2-6-2 tel:03-3230-2831)へは
次のいずれかの路線からお越し下さい。
・地下鉄都営新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅(A1出口)下車徒歩3分
・地下鉄都営三田線神保町駅(A1出口)下車徒歩5分
・東京メトロ東西線竹橋駅(北の丸公園側出口)下車徒歩5分
・東京メトロ東西線九段下駅(6番出口)下車徒歩7分
・JR総武線水道橋駅(西口出口)下車徒歩15分
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