第75回全国英語教育研究大会 和歌山県大会のお知らせです。(事前申込は既に終了しているようです。)
第75回全英連和歌山大会について
(兼第63回近畿公立中学校英語教育研究会連絡協議会和歌山大会)
後援:文部科学省、和歌山県、和歌山市、和歌山県教育委員会、和歌山市教育委員会
大会運営:全英連和歌山大会実行委員会
開催日、会場:一日目 令和7年11月14日(金)和歌山県民文化会館大ホール
二日目 令和7年11月15日(土) 和歌山県立向陽中学校・高等学校
*和歌山市中心部の「和歌山県民文化会館」と約3.6km離れた「和歌山県立向陽中学校・高等学校」の2会場でコンパクトに開催します。
和歌山県民文化会館ホームページ
和歌山県立向陽中学校・高等学校ホームページ
大会スローガン:「学びのWAをつなぐ英語教育ーこれからの新しい時代を主体的に生き 抜くLifelong Learnersの育成を目指して」
*WAとは、
和(調和・和歌山):地域性と調和を大切にした教育
輪(連携):生徒と生徒、生徒と教員、教育者同士のつながり
話(対話):英語を通じたコミュニケーションの力
小学校から高校までの英語教育を、単なる言語スキルの習得にとどめず、未来を自ら切り拓く「生涯学び続ける力」へとつなげる視点を共有します。
基調講演: 演題「学びのWAをつなぐ英語教育ー『こころ』と『ことば』が離れない授業を目指して」 講師 加賀田哲也 先生 大阪教育大学 多文化教育系 教授
*大会1日目、和歌山県民文化会館にて10:55より。心理学や人権教育の視点も交えながら、英語教育本来の在り方について、示唆に富んだご講演をいただけると確信しています。
授業実演:小学校(動画発表) 和歌山市立岡崎小学校 横矢 晴美 教諭
中学校(舞台実演) みなべ町立南部中学校 虎伏 泰資 教諭
高等学校(動画発表) 和歌山県立耐久高等学校 岩﨑 祐矢 教諭
*大会1日目、和歌山県民文化会館にて13:55より。動画発表と舞台実演のハイブリッドスタイルで行います。各授業の効果的な仕掛けや、英語の学びに向かう児童・生徒たちの生き生きとした姿をぜひご覧ください。
分科会: 小学校 4分科会
中学校 8分科会
高等学校 14分科会 計26分科会
*大会二日目、和歌山県立向陽中学校・高等学校にて9:30より。「AI、協働学習、インクルーシブ教育、専門高校、ウェルビーイング…」様々なテーマのもと、Lifelong Learners育成を目指す英語教育の在り方に実践的に迫ります。高校の部では和歌山県の発表者に加え、大阪府、兵庫県、奈良県、滋賀県の近畿各府県からも発表をいただきます。
授業および分科会発表者の紹介(小学校編):
✅分科会番号: 1 (第1部[小学校])【小学校授業提案】
・発 表 者: 横矢 晴美 和歌山市立岡崎小学校
・キーワード:「音韻認識」「文字の読み書き」「台湾の学校との交流」
・発表テーマ:「小中の円滑な接続を目指した外国語教育―音から文字への指導と海外との交流を通して」
・指導助言者: 直山 木綿子 関西外国語大学
・発表者メッセージ:「子どもたちがこの先、外国語を楽しく学び続けるLifelong Learnersになれるよう、読み書きにつながる力の育成と外国語学習の意義の実感、をテーマに小学校でできることに取り組みます」
✅分科会番号: 2 (第1部[小学校])
・発 表 者: 森川 英美 和歌山市立藤戸台小学校
・キーワード:「方略的能力」「コミュニケーション・ストラテジー(CS)」"Small Talk"
・発表テーマ:「Small Talkを中心とした方略的能力の育成―他者意識をもってコミュニケーションを図る資質・能力の効果的な指導を目指して」
・指導助言者: 尾上 利美 和歌山大学
・発表者メッセージ:「語彙や文法が不足しても会話を続ける『方略的能力』は、学習初期の児童に不可欠です。本研究は、Small Talkを中心にコミュニケーション・ストラテジーの指導を行い、その育成に取り組みました。この研究を通して得られた知見を皆様と共有し、児童が自信をもって英語を使える未来を目指して、共に考えていきたいです」
✅分科会番号: 14 (第2部[小学校])
・発 表 者: 城戸 知樹 田辺市立新庄小学校
・キーワード:「学びたい気持ち」「仕事のやりがい」「持続可能」「スモールステップ」「つなぐ評価」
・発表テーマ:「学びたい心と教える喜びがつながる輪―児童と指導者を支える持続可能な指導法」
・指導助言者: 直山 木綿子 関西外国語大学
・発表者メッセージ:「授業がうまくいかない、空き時間がない。複数校兼務で24コマ超の専科、朝から晩まで子どもと向き合う担任の皆さんへ。少しの工夫で、子どもも先生も笑顔に。明日から続けられる働き方をシェアしましょう」
✅分科会番号: 15 (第2部[小学校])
・発 表 者: 中岡 正年 和歌山大学教育学部附属小学校
・キーワード:「教科横断的な学習」「小学校外国語活動・外国語」「必然性」
・発表テーマ:「コミュニケーションの必然性を生み出す教科横断的な授業づくり」
・指導助言者: 尾上 利美 和歌山大学
・発表者メッセージ:「今までの実践について発表する機会をいただき、ありがとうございます。多くの先生方からご意見、ご感想、ご指導をいただきたいです。よろしくお願いいたします」
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