関西英語授業研究会 Harvest 第4回奈良支部のお知らせです。
令和6年度最初のハーベスト奈良支部を開催します。今回は前回に引き続き、小学校英語教育学会でもご活躍され、今年度は「国際交流におけるWTC」に関する研究をされている茂木先生と、国際教養大学での研修に参加され、現在は中高一貫で長期的な視点で授業作りに励んでおられる松元先生にご登壇いただきます。お二人とも理論に基づいた実践をされていますので、多くの学びを得られる会となりそうです。奈良県の小中高連携の現状を踏まえ、深い討論ができるのを楽しみにしています!
第17回 元気の出る!奈良県英語教育勉強会
テーマ『Re:COOUUNNT なんとのなつのよる』
発表者:
茂木 陽菜 奈良県葛城市立新庄小学校
松元 梓 奈良県立国際中学校・高等学校
【日時】2024年7月6日(土)14時~17時
【会場】大和郡山市役所交流棟みりお~の
大和郡山市北郡山町215−3
【プログラム】時間や内容は変更になる恐れがあります
進行:事務局 山本 英樹(奈良県立郡山高等学校)
14:00 ~ 14:05 開会
開会挨拶:支部長 芳田 亮介(奈良県立国際高等学校)
14:05 ~ 15:05 発表1
茂木 陽菜 奈良県葛城市立新庄小学校
『公立小学校における国際交流の取組』
奈良県葛城市立新庄小学校で、6年生の学級担任をしています。外国語科のパフォーマンス課題に取り組ませる時、パフォーマンステストの目的化に課題意識を感じていました。そこでホンモノのやり取りを実現させるため、昨年度よりオーストラリアの小学校とのオンライン国際交流を始めました。手紙の交換やグループ交流、1対1の対話など、公立小学校の担任による国際交流の実践について、その成果と課題を報告します。
15:05 ~ 15:15 休憩
15:15 ~ 16:15 発表2
松元 梓 奈良県立国際中学校・高等学校
『コミュニカティブな授業の中での文法指導』
この発表では、授業の中で英語でのインタラクションの機会を多く持つことを重視する中で、文法指導をどのように盛り込んでいくかを考えていきたいです。現在、文法指導において、いかに生徒が興味を持って文法を学ぶ環境を作ることができるのかを模索しています。Grammar Consciousness Rasing Tasks なども取り入れながら、教師が一方的に教えるのではなく、生徒に考えさせる機会を与え、どの場面でどのように使用するのかを意識させるような授業を行っていますが、いつもそのような教え方ができるわけではありません。生徒に定着しやすい文法指導とは何なのか、また、「コミュニカティブな授業を」と謳われる中での文法指導とはどのようなものなのかを先生方と一緒に探していきたいと思います。
16:15 ~ 16:35 グループディスカッション
16:35 ~ 16:50 発表者への質疑応答
16:50 ~ 16:55 事務局連絡および閉会
・お申し込みにはプライバシーポリシーへの同意が必要です。
☆教員だけでなく、どなたでもご参加できます。大学生の方の会場参加は無料です、参加時に会場で学生証をご提示ください。
★当日の参加不参加に関わらず、申込者には記録動画が共有されます。
※オンライン参加の皆さんは、当日リアルタイム配信および、ブレイクアウトルームでのグループ討議を予定しております。
【発表者紹介】
茂木 陽菜 奈良県葛城市立新庄小学校
葛城市立新庄小学校に着任して5年、学級担任、外国語活動・外国語科の教科主任として主体的・対話的で深い学びの実現に向け、日々授業改善に取り組んできました。昨年度は、オーストラリアの小学校との姉妹校提携による交流を実現しました。児童のWTC向上に寄与する国際交流の実践研究を検証するため、小学校英語教育学会(JES)で発表し、より実りのある国際交流を目指して、皆さんと意見交換したいと思います。
松元 梓 奈良県立国際中学校・高等学校
公立中学校で勤務した後、国際教養大学専門職大学院グローバルコミュニケーション実践研究科英語教育実践領域修了。英語教育について実践的に学ぶだけではなく、小学校英語教育、教員の英語不安解消など関心が広がりました。現在は、奈良県立国際中学校・高等学校に着任して2年目になります。国際バカロレアMYP(Middle Years Programmeに沿った授業展開を模索中です。生徒が「英語って楽しい!」と感じられるような授業作りを目指しています。
◎参加費:
会場参加・オンライン参加共に500円(大学生の会場参加は無料)
◎お問い合わせ先:
支部長 芳田 亮介(奈良県立国際高等学校) yoshiyoshiyoshiyoshida@yahoo.co.jp
申込はこちら
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