【Report】2024.4.21(日)小学校外国語授業づくり研究会4月プレミアムセミナー「学習者用デジタル教科書の活用法」(ゲスト:愛知教育大学名誉教授 高橋美由紀先生)開催報告

2024.4.21(日)に開催しました小学校外国語授業づくり研究会4月プレミアムセミナー「学習者用デジタル教科書の活用法」(ゲスト:愛知教育大学名誉教授 高橋美由紀先生)の報告です。

参加者の皆さんからの感想の一部を紹介します。

・本日は本当にありがとうございました。新しい学び方、授業改革について大変勉強になる実戦例にあふれていてたくさんのモデルを見せていただきよく分かりました。不安はものすごくありますが、これからは欠かせないものなので前向きにできるだけ効果的に使っていきたいです。これまでの授業とデジタル教科書を活用した授業とのバランスを今後考えていきたいですし、そのようなお話をまた聞かせていただける機会があればうれしいなと感じています。 

・いろいろな機能を知ることができて有意義でした、ありがとうございました。 

・デジタル教科書に対し、とても有効な内容をご提供いただきありがとうございました! 

・マイ単語にテキスト入力ができるとは知りませんでした。まだまだ知らない使い方があるのだなと思いました。

 ・まだ使えていないので早く色々試してみたいと思いました。具体的な実践例もあり、実際に子どもが選択しながら使っていく中で、使い方、練習方法を見つけていくのだと感じました。この先どうなるかはわかりませんが、とにかくやりながら考えるで、進めていきたいです。ただ、子どもが学びから外れないように、子どもとの約束をしっかりすることや、全て子供に委ねるのではなく、教師が授業の流れをコントロールしていく力が要求されると思いますので、これについても子どもたちと一緒に考えていきたいと思います。 

・前向きに実践で使って行こうと、新たに思いました。

 ・具体的な実践例を交えてお話をいただきまして、ありがとうございました。授業の目的にかなうようにクラスでどのように導いていくかをイメージしながら拝聴しました。リスニングとスピーキングはイメージ通り進められそうです。ライティングのところですが、カードを選んだりマイ単語を作る過程で児童に時間差が生まれますが、それを見越して授業を組み立てるのですね。また児童は初めとまどっても作業に慣れますね。

 ・教師という存在を通して子どもたちが学ぶだけではなく、直接ICTを活用して知識データベースやエキスパートシステムから学ぶ部分と、指導者から学ぶ内容と両方が存在する形になるというイメージをご紹介いただいて、全体像がよく理解えきました。モデル音声を単に「くり返し聞く」ことを求めるのではなく、子どもたちが繰り返し聞きたくなる、繰り返し言ってみたくなるような状況を設定するのがポイントとなる。繰り返しの学習だけでなく、調べたり考えたりする活動にもICTを十分活用したいというご指摘がありました。自分が主体的に選んで学ぶことの具体例として、どこを聞くか、どのような速さで聞くか、字幕を見るか、マーカーと音声両方使うか、マーカーだけを見ながら自分で音読するか、など使い方を選ぶといった例をご紹介いただきました。音読を録音して提出させることもできることや、スピードは、話すモデルとしては1倍速、読むモデルとしては少し遅め(0.7倍速)、書くときには1語ずつ止めるなど、目的に応じて調節するという点も、参考になりました。協働的な学びには、教科書の活動をまず個人で行い、スクリーンショットを撮影して、ペアで共有するなど。簡単に書き直せる、簡単に記録できるなどデジタルの良さをしっかり活用したいと思います。 

・デジタル教科書についての高橋先生の貴重なレクチャーをありがとうございました。たいへんありがたかったです。

 ・デジタル教科書のhow to や 使用例など理論を交えてご紹介いただきありがとうございました。そして、各社デジタル教科書の仕様も多岐にわたるんだなあと感じました。まずは、いろいろ試して行きたいと思います。

 ・デジタル教科書はタイムリーに学びたい内容でした。各社の実践例を通して、デジ教の使用実例を教えていただき、活用のイメージをもつことができました。実際に運用できるようになりましたら、本日の活用を一つ一つ実践に移していきたいと思います。また、終了後の30分交流タイムでは、講義の内容をもとに共有する事ができ、ありがたい30分でした。またこのような機会が時折ありますとうれしいです。

 ・高橋先生のお話はとても情報量が充実していて本当に学ぶことがたくさんありました。また学習者用デジタル教材をどのように使っていけばよいのか悩んでいたところ、様々な活動の可能性を知り、すぐにでも試してみたいと思います。

 ・個別最適化の授業のイメージが強かったが、協働的な学びの実践例も聞かせてもらえてよかった。まだ整備ができていないが、使用できるようになれば本日の教えていただいたバックグランドや実践例を思い出しながら、早速使ってみようと思う。

 ・デジタル教材は、担任をしながら外国語をする度に助けられています。また、個別に宿題を出す等個別の取り組み等、自身の活用是非を確認出来ました。メリットの部分を知ることが出来ました。

 ・教育現場で課題となっていることやその手立てを共有できて有意義な時間でした。

 ・今まで学習者用デジタル教科書(教材)の存在を知らず,全く活用の糸口すら知りませんでしたが,本日お話を拝聴して,授業の中にうまく取り込むことができれば大きな学習効果が得られると思いました。指導者が単元全体を見通して,どこで子供同士,子供と教員,教員とALTのリアルなコミュニケーションの場を設け,どこでデジタル教材を入れ込むのか,単元デザインが求められると思いました。そういった意味で,教科書,ALT,デジタル教材と「素材」が多くある中で,それらをどうつなげていくのか教員の単元デザイン力,とくにクリエイティブな能力が求められると思いました。子供の学びのために,教員が深く,広く教材研究を進めていかないといけないと痛切に思います。 

・大変有意義なセミナーでした。学習者用デジタル教科書の実践例をたくさんご紹介していただいたので、とても参考になりました。正直なところ新教科書に慣れるのに手いっぱいで学習者用デジタル教科書まで上手に活用することは難しいかなと思っています。まずは、試行錯誤しながらデジタル教科書を使い、いろいろな機能に慣れていきたいと思います。 

・「学習者用デジタル教科書」を導入することの意義を教えて頂き、使用していくことへの希望が持てました。

 ・セミナーに参加させて頂きありがとうございました。また学習者用デジタル教科書についてご講義いただけると幸いです。