KATE(関東甲信越英語教育学会)第47回埼玉研究大会のお知らせです。オンライン開催です。
■期 日: 2023年8月26日(土)・27日(日)
■主 催: 関東甲信越英語教育学会
学会事務局
〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1
東京学芸大学人文社会科学系臼倉美里研究室内
E-mail:kate.office.info@gmail.com
学会ウェブサイト:https://kate-jp.sakura.ne.jp/
■後 援: 文教大学(申請中)
埼玉県教育委員会(申請中)
■本大会に関する問い合わせ先
第47回埼玉研究大会(オンライン)事務局
〒340-0042
埼玉県草加市学園町1-1 獨協大学 羽山恵研究室内
TEL/FAX:048-943-1064(研究室直通)
E-mail:kate2023online@gmail.com
時程
8 月 26 日(土) 午後はオンラインにてライブ配信です。
On Demand 自由研究発表・実践報告 (研究大会ウェブサイトにて配信(1))
12:00-12:30 総会 (会員の皆さまのご参加をお願い申し上げます)
13:00-13:10 開会行事
13:15-14:30 ワークショップ1
協賛企業動画配信
14:40-15:40 オンライン茶話会(2)
8 月 27 日(日) 午後はオンラインにてライブ配信です。
On Demand 自由研究発表・実践報告 (研究大会ウェブサイトにて配信(1))
12:15-13:30 ワークショップ 2
協賛企業動画配信
13:40-14:55 ワークショップ 3
協賛企業動画配信
15:10-16:40 講演 / シンポジウム
16:40-16:50 閉会行事
内容
講演
■ 日時: 2023年8月27日 (日) 15:10 ~ 16:40
■ 演 題:
「英語教育の当り前を見直してみませんか?」
■ 講演者:
奥住 桂 准教授 (埼玉学園大学)
■ 概 要:
「これまでそうだったから」「前にうまくいったから」「自分も学生時代にやっていたから」といった「英語教育の当たり前」をこの機会に見直してみませんか? 学習指導要領、コロナ禍、GIGA スクール構想、ChatGPT の登場と教室を取り巻く環境が大きく変わっている今、もしかしたら「意味のないこと」を学習者に押しつけているかも知れません。教師として、研究者として、教材や教具などを提供してくださる立場として、改めて考えていただく機会になれば思います。
ワークショップ1 第1日
■ テーマ:
「小学校: 中学校へバトンをつなぐ小学校外国語の授業」
■ 司 会:
東 仁美 (聖学院大学欧米文化学科教授)
■ 発 表:
永島 小夜香 (飯能市立加治小学校教諭)
平井 香奈 (加須市立志多見小学校教諭)
高橋 博将 (上尾市立大石南小学校教諭)
■ 概 要:
小学校外国語が高学年で教科となって4年目に入りました。 教科として指導するに当たって様々な議論が行われていますが、「小学校外国語として大切にしたいこと」、その上で「どのように中学校英語へとバトンをつないでいくか」という2つの点について、3名の先生方の実践とご研究から探っていけたらと思います。
ワークショップ2 第2日
■ テーマ:
「中学校: 小学校から高校につなぐ中学校英語の授業づくり」
■ 司 会:
贄田 悠 (文部科学省国立教育政策研究所学力調査官)
■ 発 表:
佐々木 有美子 (桶川市立桶川西中学校教諭)
宮脇 勇佑 (埼玉県立伊奈学園中学校教諭)
笹川 陽子 (蕨市立第二中学校教諭)
■ 概 要:
小学校での外国語の教科化、そして高等学校での科目再編という大きな変化を受け、その間に位置する中学校での英語の授業のあり方について考えます。教科書で扱われる語彙数の増加や英文の長文化などに悩む先生方も多いため、どのように教科書を扱い、言語活動を実施していくかなどのヒントが得られればと思います。
ワークショップ3 第2日
■ テーマ:
「高等学校: 生徒の発信力を伸ばすための高等学校の英語授業」
■ 司 会:
青木 香 (埼玉県立狭山清陵高等学校校長)
■ 発 表:
市野 陽子 (埼玉県立浦和西高等学校教諭)
浜野 清澄 (さいたま市立浦和高等学校教諭)
細 喜朗 (早稲田大学本庄高等学院教諭)
■ 概 要:
新学習指導要領が実施2年目となり、話すことでは「やり取り」や「即興性」を意識した統合的な言語活動が求められるとともに、新科目「論理・表現」や3観点評価の導入など、高校英語は大きな変革期を迎えています。本ワークショップでは、3名の先生の授業実践から、生徒の発信力を高める授業作り、及び評価方法について考えます。
オンライン茶話会
2つの分科会を設け,それぞれのテーマで自由に討論していただきます。自由に出入り可能です。どうぞ積極的にご参加いただきますようよろしくお願いいたします。テーマおよび概要は以下の通りになります。尚、Zoom情報は8 月21 日 (月) 以降に,研究大会参加申込者宛てにメールでお送りします。大会当日に参加者限定で大会ウェブサイトにて閲覧できるようにする予定です。
次のリンクからも、オンライン茶話会の情報をダウンロードできます。
Room1: 『誰も置いていかない』英語指導へ向けて
ファシリテーター : 加藤 茂夫 先生 (新潟大学)
文部科学省による直近の「児童生徒の困難の状況」調査 (令和 4 年 12 月) では「学習面又は行動面で著しい困難を示す」とされた児童生徒数の割合は小・中学校で 8.8%と示されました。ユニバーサルデザインの視点を取り入れた英語指導の実践や「英語学習に困り感のある児童生徒」への支援全般についてカジュアルに情報交換しませんか?
Room2: 英語教育と言語学:
「外国語」活動、「外国語」科であることを最大限に活かす
ファシリテーター : 山田 敏幸 先生 (群馬大学)
本茶話会では、学習指導要領上も、外国語活動、外国語科とされるところを実質それぞれ英語活動、英語科としている日本の英語教育を鑑み、敢えて「外国語」活動、「外国語」科であることを最大限に活かす方法を参加者と一緒に考えてみたいと思います。具体的には、子どもを日本語と英語だけという狭い世界に閉じ込めるのではなく、人間言語一般という広い世界に解放し、言語教育における子どもたちのメタ言語能力に着目して、特に母語以外の言語を学ぶ楽しさを模索します。その方策として、言語学でも特に 1950 年代以降の現代言語学の理論的基礎研究において、人間言語について分かってきたことを、できるだけ分かりやすい形で、言語教育の実践に活用できるように提案してみます。特に外国語としての英語教育における学習者の動機づけに焦点を置いて、教育現場の方々が理論言語学に期待することを一緒に考えてみたいと思います。理論と実践の往還として、言語学(ことばの研究)で分かってきたことを言語教育(ことばの教育)に活用していきましょう!
どうぞ積極的にご参加いただきますようよろしくお願いいたします。
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