関東甲信越英語教育学会 令和4年度 春季研修会のお知らせです。
1.テーマ 「新学習指導要領における指導と評価を振り返って」
2.日 時 2023 年 3 月 21 日(火)春分の日
3.会 場 オンライン実施(Zoom を利用)
4.参加費 無料(会員・非会員問わず)
5.スケジュール
9:50~10:00 開会式
10:00~11:00 1.実践報告(小学校)(60 分)
発表者:加瀬政美 先生 (旭市立第二中学校 校長)
タイトル:「理解したもの、できたもの」が使えるようになる喜びを味わわせる指導と評価
の工夫 ~市内全校が取り組む指導ハンドブックの実践から~
概要:小学校 5・6 年生で教科として外国語を学び、小学校 3・4 年生で外国語活動が進められ3年が経とうとしています。外国語の授業を一人で悩んでいませんか。指導法や具体的な活動で、子どもたちに「外国語の授業楽しい!もっとやりたい!」という充実感が児童から伝わってきていますか。「主体的に学習に取り組む態度」の観点は何をどう評価すればいいか悩んでいませんか。今研修は、「つながり」をキーワードに「スモールトークを一工夫」、「フィードバックタイム」で児童の英語力と学ぶ意欲の向上に焦点化して授業実践を振り返りながら紹介します。
11:10~12:10 2. 実践報告(中学校)(60 分)
発表者:田村岳充 先生 (宇都宮大学)
タイトル:中学校英語授業における「指導と評価の一体化」を目指した事例報告
概要:本発表では「指導と評価の一体化」を目指した取り組みについて、新学習指導要領のもとで行われた中学校英語授業実践の中から事例を取り上げて紹介します。マクロ的な視点では、小学校との連携を重視した共通 CAN-DO リストを作成した事例を、ミクロ的な視点では、単元末のゴールとして設定した言語活動を目指した単元構想と授業展開の工夫を取り上げます。
12:10~13:00 昼食休憩
13:00~14:00 3. 実践報告(高等学校)(60 分)
発表者:土屋進一 先生(西武学園文理高等学校)
タイトル:<高等学校>新学習指導要領に基づいた3つの指導実践例
概要:新学習指導要領に基づいた3つの指導実践例(①パフォーマンス評価 ②教科等横断的な視点に立った指導 ③授業における ICT 活用)を提示いたします。言語活動を中心とした指導展開を考えながら、実際の授業動画や生徒のプレゼンテーション動画をご覧いただきます。また、ルーブリックに基づいた評価についても触れさせていただきます。先生方にとって少しでも来年度のより良い指導の一助となれば幸いです。
14:10~15:40 4. 講演(90 分)
講師:酒井英樹 先生(信州大学)
タイトル:「新学習指導要領の指導と評価における現状と課題、次のステップ―学年ごとの
目標、三観点、言語活動に焦点を当てて―」
概要:本講演では、学習指導要領の改訂に伴って小学校、中学校、高等学校に共通して変わったこととして、学年ごとの目標(いわゆる CAN-DO)の位置づけ、三つの柱から成る資質・能力の捉えとその資質・能力を三観点で評価すること、言語活動を通して指導することを取り上げて、新学習指導要領における指導と評価を振り返ります。現状と課題を整理した上で、今後どのようなことを意識して指導と評価に向かうべきなのかについて紹介します。
15:40~15:50 閉会式
6.参加申込(申込〆切 2023 年 3 月 18 日(土)17 時まで)
7.お問い合わせ 以下のメールアドレスへお願いいたします。
kate.kenshukikaku@gmail.com 研修企画委員
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