小学校英語教育学会(JES)宮城支部セミナー『小・中学校外国語教育における指導と評価』のお知らせです。
開催日 2023年03月31日(金)18時00分~20時10分
主催 宮城支部
後援 東北英語教育学会(予定)
会場 宮城教育大学
対象 小学校教諭、小学校英語教育に関心のある方、中学校英語入門期の指導に関わっておられる方
参加費 無料
資料代 無料
参加受付方法 https://forms.gle/XCg9hoFUE18SxtBX7
連絡先代表者氏名 鈴木渉
連絡先代表者メールアドレス suzukiw@staff.miyakyo-u.ac.jp
内容・講演者と時程
『小・中学校外国語教育における指導と評価』
18:00-18:40
鈴木 渉氏 「観点別学習状況の評価と言語能力の評価―第二言語習得研究の知見から―」
本発表では,『学習指導要領』や『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料」』に基づく学習評価について,第二言語習得研究の立場から考えることを目的とする。具体的には,目的や場面,状況などを設定して行う観点別学習状況の評価と,第二言語習得研究で使用されている測定法や評価方法との類似点や相違点を探り,教育現場における指導と評価の改善に向けた視点を提供する。
宮城県岩沼市出身 宮城教育大学中等教育教員養成課程(英語教育専攻)卒業 東北大学大学院教育学研究科教授学習科学専攻修了(修士(教育学)) トロント大学オンタリオ教育研究所カリキュラム・教授・学習コース専攻修了(PhD(Second Language Education))
宮城教育大学大学院教育学研究科教授 専門は英語教育学・第二言語習得研究
18:40-19:20
佐藤 剛氏 「観点別学習状況の評価と言語能力の評価―語彙研究の知見から―」
学習指導要領では,学習語彙が大きく増加し,毎レッスン導入される語彙をどのように指導・評価すべきかが指導上の大きな問題となっている。本発表では,付随的語彙学習と意図的語彙学習の2つの語彙学習方法の検討から,増加した語彙の指導への効果的な援用方法を模索すること,および語彙研究で提案されている測定方法を新学習指導要領における観点別学習状況の評価への応用可能性について考察したい。
青森県黒石市出身 弘前大学教育学部中学校教員養成課程(英語専攻)卒業 筑波大学大学院教育研究科教科教育専攻英語教育コース修了
(修士(教育学))青森県公立中学校 教諭(平成17年~平成28年)弘前大学教育学部英語教育講座准教授
専門は英語教育法・小学生や中学生を対象とした語彙サイズテスト開発と語彙サイズの測定
19:20-20:00
髙木修一氏 「観点別学習状況の評価と言語能力の評価―リーディング研究の知見から―」
読解は複雑なプロセスであり,テキストの字義的な理解に加え,背景知識の活用や推論生成を通したテキストの大局的な理解が必要とされる。「読むこと」を評価する際には,これらの読解プロセスを踏まえ,学習者の到達段階に応じた評価方法を選択する必要がある。本発表では,学習指導要領の目標とリーディング研究で提案されて読解モデルを概観し,共通点と相違点を整理する。その上で,リーディング研究で用いられてきた読解能力の測定手法を検討し,「読むこと」の観点別学習状況の評価への応用可能性を議論する。
福島県いわき市出身 筑波大学第一学群人文学類卒業 筑波大学大学院博士前期課程現代語・現代文化専攻修了(修士(言語学))
筑波大学大学院博士後期課程現代語・現代文化専攻修了(博士(言語学))福島大学人間発達文化学類准教授
専門は英語教育学(リーディングおよびテスティング)
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詳細は以下公式HPへ
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