2021.11.14(日)語学教育研究所 2021年度研究大会

語学教育研究所 2021年度研究大会のお知らせです。


(チラシより)

日時 2021年11月14日(日)10:00開会

方法 Zoomによるオンライン

会費 会員・学生 無料、非会員2000円(イベントペイ利用)

申込 語研ホームページより(11/12まで)

⼤会への参加は、会員・⾮会員を問わず、事前の申し込みが必要です。

Zoom の ID とパスコードは、⼤会前⽇のリマインドメールでお知らせします。


スケジュールと内容

全体会(午前)

⼊室開始 9:45〜 司会︓栖原 昂(筑波⼤学附属中学校)

1. 開会式 ………………………………………………………………………10:00 〜 10:10

挨拶︓研究所所⻑ ⼩菅 和也(武蔵野⼤学名誉教授)

2. 協議会 I【ルームを選んでお⼊りください】………………………………10:10 〜 11:40


協議会A ⼩学校英語教育研究︓⼦どもたちが⾔葉を使い合いながら学ぶとは

《第 10 研究グループ》

⼩中⾼と 10 年間つづく英語学習の⼊り⼝の4年間を担う⼩学校では、実際に英語を使い合

いながら、意味を推測して聞き、相⼿に分かりやすい英語で⾃分の思いを伝えようとする対

応⼒を育てておきたいと思います。そのための指導のあり⽅を実演を交えて提案します。

司会者︓佐藤 玲⼦ (明星⼤学)

発表者︓渡辺 ⿇美⼦(カリタス⼩学校、明星学園⼩学校)

川副 理美 (⽥園調布雙葉⼩学校)


協議会B 中学⾼校英語教育研究︓「⽣徒の思考を深めるための発問」を考える

《第 26 研究グループ》

「コミュニケーション英語 I」の、オンライン授業と対⾯授業をご覧いただきます。この実

践の中で、授業者の意図した発問は⽣徒の思考をどの程度深めたのか、改善できる点はどこ

か、参加者の皆さんと考える場にしたいと思います。

司会者︓鵜澤 菜摘⼦(昭和学院秀英中学校・⾼等学校)

発表者︓安藤 隆介 (筑波⼤学附属⾼等学校)

杉内 光成 (獨協埼⽟中学⾼等学校)


全体会(昼)

3. 贈賞式 …………………………………………………………………11:50 〜 12:10

1)パーマー賞 2)外国語教育研究賞 3)若林俊輔奨励賞


休憩・広報タイム 12︓10 〜 12︓50

全体会のルームで、語研研究グループの活動紹介、語研が発⾏している書籍の案内、

協賛企業からの宣伝などをお届けします。お⾷事をとりながら、ぜひご覧ください。


4. 協議会 II 【ルームを選んでお⼊りください】……………12:50 〜 14:20

協議会C 指導法研究︓教師主導と⽣徒主体のバランス

《第3研究グループ》

授業は教師主導と⽣徒主体のバランスが⼤切です。教師主導に偏れば実技⾯が不⼗分に、⽣徒主体に偏れば説明不⾜から理解不⼗分になりがちです。丁寧に段階を踏んだ指導法を提案します。

【発⾳】発⾳⽅法の明⽰的な指導と、⾳読や発⾳練習の両⽅の重要性

【中学 3 年:読み物教材】読解⼒をつけるための Oral Introduction や内容理解の段階的指導例

【⾼校:英語表現/論理・表現」「話すこと」「書くこと」の表現活動のための段階的指導例

発表者︓砂⾕ 恒夫 (⾼校⾮常勤講師)

⼩宮⼭ 紗智(東京都東久留⽶市⽴⻄中学校)

千⽥ 享 (埼⽟県⽴浦和⻄⾼等学校)


協議会D 授業研究︓中学1年⽣

《第5研究グループ》

中学校では新学習指導要領が完全実施となり、⼩学校で3年間英語に触れてきた新1年⽣が⼊学しました。それに合わせて教科書も改訂され、1年⽣の授業は試⾏錯誤が続いています。夏休みまでとその後の実践を授業研究の観点から検討します。

発表者︓⼤内 由⾹⾥(東京都荒川区⽴第九中学校)

中尾 愛 (桜並⽊学園つくば市⽴並⽊中学校)

司会・助⾔者︓⼩菅 敦⼦ (武蔵野⼤学 他)


協議会E 会員発表 (公募)

司会者︓北出 義伸(⽴正⼤学付属⽴正中学⾼等学校)

1. Letʼs Try! を使った⼩学校 3 年⽣の授業実践〜児童と作り上げるリテリング活動〜

公⽴⼩学校3年⽣の初期リテラシーと⼝頭⾔語(oracy)の発達を⽀援するアプローチの⼀例と

して、インタラクティブなストーリーテリングを取り⼊れた授業について報告します。

発表者︓渡部 尚美 (茨城県つくば市⽴東⼩学校)

2. 単元末におけるタスクベースでの⾔語活動の実践 -思考⼒・判断⼒・表現⼒を培う

「思考⼒・判断⼒・表現⼒」の育成を意図した、単元末で⾏ったタスクベースの⾔語活動を含んだ実践を紹介します。各時間の丁寧な指導後の単元末の 1 時間の扱い⽅を提案します。

発表者︓⽊村 祐太 (⽯川県⽩⼭市⽴北星中学校)

3. 「やり取り」を重視した英語授業〜中学・⾼校での実践〜

私たちは、⽣徒との⾔葉の「やり取り」を英語授業の柱としています。これはどのレベルの⽣徒に対しても変わりません。異なる3つの授業実践を通じて紹介します。

発表者︓安⽥ 賢哉、荘司 ⻯⽃、⼤⼝ 創太郎 (成蹊中学・⾼等学校)



全体会(午後)

5. 特別講演︓Practical Research in ELT: The Legacy of Harold E. Palmer and IRET

…………………………………………14:40 〜 16:00

I pay tribute to the work of H. E. Palmer (1877–1949) and the Institute for Research in English Teaching

for the way they established the teaching of English as a second/foreign language on a principled, scientific

footing during the 1920s and 30s. I also explore the influence of this work on post-war ELT and identify

ways in which Palmerʼs practically oriented research approach was departed from and could be revived

today. I also consider the idea of legacy from a more personal perspective, reflecting on my own involvement

with IRLT in the 1990s and its influence on my subsequent work.

講演者︓Richard Smith (University of Warwick)


6. 閉会式…………………………………………………………………16:00 〜 16:10

挨拶︓研究所理事⻑ 淡路 佳昌(⼤東⽂化⼤学)