【Report】2021.9.19(日)AM 小学校外国語授業づくり研究会オンライン勉強会「10月単元特集」開催レポート

2021.9.19(日)AM 小学校外国語授業づくり研究会のオンライン勉強会を開催しました。今回は10月単元特集でした。教科書によって、単元内容が違いますので、その中で5年生は「道案内」と「できること(第三者紹介)」、6年生は「食物連鎖」と「人物紹介」を取り上げました。扱いが難しい単元もあり、参加者の関心、問題意識も高かったように思いました。

現在、本勉強会は2部構成となっておりまして、第一部は全員参加で、10月単元の概要と指導のポイントを30分間で一気に解説しました。第二部は事前に予習を済ませた希望者のみが参加するグループディスカッションです。教科書ごとに4人程度のグループを組み、40分間みっちりと話し合いました。こちらの参加者は、きちんと予習をして課題を明確にして臨むので、どのグループも非常に活発に議論されていました。


参加者の皆さんからの感想が届いていますので、一部紹介します。

・なかなか悩ましい単元のところだったので、みんな同じように悩んでいるところや課題を共有できてよかったです。

・毎月ご講義を受けることで、アイディアが広がったり、理論をしっかりもって授業ができたりする事ができ感謝致しております。思考判断表現をどうみとるかを解説頂き、大変勉強になります。

・講義では自分で気づかない点を教えていただき、大変勉強になりました。グループ協議の時間がたっぷりあり、いろいろなアイディアをもらえたのでとってもよかったです。ありがとうございました。

・グループ協議では少人数で、5年生→6年生→Unit4→一般論として発表指導やSmall Talkの対応と、たっぷり話すことができました。

・道案内のコミュニケーションの本質は、正確性、分かりやすさ、思いやりであるという視点にヒントをいただきました。この観点をルーブリックに取り入れたいと思いました。ありがとうございました。

・5年「道案内」昨年度は、トレジャーハンティングを単元ゴールとし、教室内の道案内と机周りに宝を忍ばせていました。今年度はマイタウンに置き換えて行う予定で、前置詞と道案内と二つの結び付けをどうしようかと考えていました。前置詞は別個として取り扱うアイデアをいただき、すっきりしました。6年「食物連鎖」意欲が高まるような単元ゴール設定に悩んでいましたが、Over the Horizonで導入し、クイズ形式のアイデアをいただき、聞く意欲が高められそうです。

・前半のご講義は短時間でぎゅっと圧縮して効率よくご教示いただき、ありがとうございました。グループセッションは少人数なのでお話ししやすかったです。

・6年生の食物連鎖の単元準備に困り参加しました。白石先生のお話も、グループ協議もかなり内容が濃くて、有意義でした。教科書を揃えていただき、話す内容も単元計画をメインに絞っていただいたおかげだと思います。いつもありがとうございます。

・白石先生の話は、豊富な実践をきちんとした枠組みに基づいて話してくださっているので、(授業経験のない自分にとっても)授業のポイントがわかりやすく勉強になります。

・それぞれのアイデアや情報が共有できて、とても参考になりました。

・非常勤の専科講師になりまだ数ヶ月と日が浅く、AETとTTと、単独でと、教える状況も現場で定まらない日々を送っていました。ちゃんとした研修もなく、自分で動かないと何も情報が入りません。このコミュニティに参加させて頂けている事が、気持ちの拠り所でもあり、沢山の事を学ばせて頂ける場で、今回も本当にそうでした。最後に質問されていた板書の件は、同じ悩みを持っていましたので、私もグループでも相談にのって頂いていました。本当にありがたかったです!

・5年生の人物紹介のところは、話題に広がりがなく行き詰まっていたので、さらっと終わっても大丈夫という話が聞けてほっとしました。6年生の食物連鎖は、Check Your Steps に繋げられるように技能を身につけて、簡単な発表のみ行ってすっきり終わらせようと思います。子どもの意欲が高まるような細かいアドバイスや本の紹介までして頂いてみなさんとても親切で勉強になりました。紹介して頂いた本はさっそく購入してみようと思います。ありがとうございました。

・この形式での参加は初めてでしたが、グループ協議がとてもよかったです。トピックスが限定でき、過去の経験や今度の単元計画など、お話を伺えて、自分の考えの幅も広がりました。いつも思うのですが、心や頭の中で思っていることは、聞いてくださる方がいて、その方に分かってもらうように説明しようとすると、初めて、自分の考えがより深く理解できたり、つながったりします。相手がいることで、自己理解が深まる体験をさせていただいています。これが、児童も体験する、対話的な学習のよさかと思います。考えをもつことと表現することの行き来で、より考えが深まる、という過程です。また、講義では、他の教科書会社の言語材料の取り上げ方や単元ゴールの設定のバラエティを知ることができます。整理して紹介してくださって、いつも、ありがとうございます。

・NH6年の食物連鎖はどうやって面白くしたらよいのか、本当に悩みます。絵本を紹介していただきありがとうございました。絵本を使って導入しようと思いました。また、5年生の道案内。4年生でやっているのですね、知りませんでした。単元の導入に使えますね。ありがとうございました。

・講義では、単元の本質の部分が聞けてよかったです。道案内では相手にわかりやすく案内する、食物連鎖では英語の授業でできる部分にフォーカスするなど今後の単元計画のヒントになることを知れました。グループ協議ではかなり白熱し、絵本やICTを使った実践について深く話し合うことができてよかったです。

・東書6年の食物単元、昨年とても悩みました。苦手な単元で困っていたのですが、CYSとのバランスで考える事ができると知り、とても救われました。ありがとうございました。

・SDG単元の授業に於ける取り扱い、ずっと悩みながらやってきていたので、白石先生から、英語の授業において、内容を深く日本語で取り扱うのは難しいと伺い、自分としてはスッキリしました、もちろん、Over the horizon では、様々な英語の画像を見せたり問題意識を持たせるのは必要ですが、あまり深堀りすると、何の授業なのか分からなくなってしまい、コミュニケーション活動、言語活動が少なくなってしまうことに疑問を持っていました。しかしながら、毎回、白石先生の取り組み、アプローチはセンスが良く大変勉強になります。と、今日参加した品川区JTE で話題になってました。私自身担任では無いので、小学校に於ける学びを担任の先生に学びながら専門的な授業をしたいといつも考えてはいますが、なかなか、まだまだです。今日も本当に有意義な研修でした。ありがとうございました。

・新しい単元の準備の時期に、タイムリーな講義内容で参考になりました。特にワークシートや活動の写真などが分かりやすかったです。ありがとうございます。

・講義では,悩んでいた人物紹介を取り上げていただきました。ゴールの活動ではクイズ形式で3つの選択肢から選ばせる方法を試してみたいと思います。6年生では昨年度は,絶滅危惧種について調べ,それを英語で発表する活動を行いました。どのような活動を行うにしても,白石先生がおっしゃるように,話す内容と表現そして子供の伝えたい思いをいかに絡ませていくかがポイントであると感じました。

・NHでの5年生の指導は初めてになりますが、この単元の内容はこれまでのテキストにもあったものなので、比較的アイディアは出やすいと思っています。これまでは正確さやわかりやすさの視点は持っていましたが、改めて「相手意識」の大切さを実感、体感出来る単元であることが確認できました。

・私自身は、3,4年しか担当していないので、白石先生から 6年生までの、しかもいろいろな教科書の単元のことまで大まかにお教えいただけることは、自分の授業のプランを考えるうえでとても参考になります。いつもありがとうございます。

・単元を絞って要点をまとめてくださりとても勉強になりました。また現場の先生方との協議もお互い共感できることが多くとても有意義でした。

・初めての参加でしたが、10月単元のアイデア、特に6年生はどのように扱えばいいのか悩んでいたので、Over the Horizonから始めて、軽く扱うというアイデアに救われました。次回からも楽しみにさせていただきます。ありがとうございました。

・今回も大変有意義な時間ありがとうございました。前半の講義では10月のユニットの本当に大切な点を知ることができました。教科書内容の多さと複雑さに惑わされて本質を見ることができておらず、今回知ることができて勉強になりました。


次回の勉強会は、11月単元特集で10月24日(日)9:00AM開会です。

詳細はこちらからどうぞ。